『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』☆☆☆☆☆☆ 不快なポップさ。ネタバレ映画レビューブログ

☆☆☆☆☆☆




ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

これが実話ってのが一番驚く。

【ストーリー】

「トランスフォーマー」シリーズなどのヒットメーカー、マイケル・ベイ監督が、「テッド」のマーク・ウォールバーグ&「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン共演で描いたクライムドラマ。マイアミで暮らすダニエルは、筋トレだけが生きがいの冴えないスポーツジムのトレーナー。そんな自分の人生に嫌気が差したダニエルは、ジムの常連客である裕福なビジネスマンの誘拐を企む。同僚のエイドリアンや前科者のポールらと組んで計画を実行に移し、なんとか大金を奪うことに成功したダニエルだったが、そんな彼らの前に秘密捜査官が現われ……。

【キャスト】

マーク・ウォールバーグ:ダニエル・ルーゴ

ドウェイン・ジョンソン:ポール・ドイル

アンソニー・マッキー:エイドリアン・ドアバル

トニー・シャルーブ:ヴィクター・カーショウ

エド・ハリス:エド・デュボイス

ロブ・コードリー:ジョン・ミース

ケン・チョン:ジョニー・ウー

マイケル・リスポリ:フランク・グリーガ

レベル・ウィルソン:ロビン・ペック

バール・パリー:ソリーナ・ルミニタ

エミリー・ラザーファード:シシー・デュボイス

【スタッフ】

監督:マイケル・ベイ

製作:ドナルド・デ・ライン/マイケル・ベイ/イアン・ブライス

製作総指揮:マシュー・コーハン/ウェンディ・ジャフェット/スコット・ガーデンアワー

原作:ピート・コリンズ

脚本:クリストファー・マルクス/スティーブン・マクフィーリー

2013年129分

<映画,comより>

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ペイン&ゲインは衝撃の実話。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

ペイン&ゲインが実話だなんて信じられない。

でも、実話じゃなかったたら最低の映画だったと思う。

かなり不愉快な映画です。

脳みそまで筋肉で出来ている3人が金持ちになりたいが為に誘拐をする話し。

それをコメディタッチに描く。

決して内容はコメディではないのに。

というよりもコメディタッチに見えてしまうのだ。

それぐらい頭が悪いのだ。

でも、やっている事はただの犯罪。

1人目のターゲットは誘拐、監禁、拷問、殺人未遂。

2人目は殺人、死体遺棄。

ターゲットの狙われた理由が金持ちってだけな所も不快感が増す。

私怨があって、実はターゲットも犯罪者で天誅をくだすんだ!

みたいな心意気があれば法の道を外れたとしても溜飲が下がる。

でも、嫌な奴ではあるけど殺すほどではない人達なのだ。

ただの殺人者をコメディタッチで軽く描かれても気分が悪くなるだけ。

しかも129分もある。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金のストーリー(ネタバレ)

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

ルーゴ(マーク・ウォールバーグ)はジムのトレーナーとしてそこそこの生活をしていたが、金持ちの客や自己啓発セミナーの影響で金持ちになる為の計画を考える。

それは金持ちを誘拐して、財産を奪う計画だった。

ルーゴは同じジムトレーナーのポール(ドウェイン・ジョンソン)とエイドリアン(アンソニー・マッキー)を誘い、3人で計画を実行する事に。

ターゲットはジムの客のヴィクター。

なんとかヴィクターを誘拐した3人は拷問を続け、様々な書類に無理やりサインをさせて全資産を奪い取る。

そして口封じの為にヴィクターを車で轢いて殺す。

でも、なんとヴィクターは生きていて警察に誘拐された事を話すのだった。

だが、ヴィクターはコロンビア人で過去に麻薬絡みで逮捕された事もあり、何よりも性格が悪かった為、警察は戯言だと相手にしなかった。

大金持ちになった3人はそれぞれが贅沢な暮らしをする。

ルーゴはヴィクターの家にそのまま住み、近所付き合いに精を出す。

ポールはコカイン中毒になり、すっからかんに。

エイドリアンは結婚したが、自分のチ◯コが勃たず、勃たせる注射の為に金が無くなっていった。

そこでポールの発案でまたも誘拐を計画する3人。

だが、誘拐には成功するが相手の言葉にカッとなったヴィクターはターゲットを殺してしまう。

そして誘拐した男の妻も誤って殺してしまうのだった。

そこから死体をバラバラにして証拠隠滅をするのだった3人。

だが、2人めの犠牲者の家政婦が雇い主がいない事に気づき警察に通報、捜査が始まる。

実は3人はヴィクターが頼んだ私立探偵に目をつけられていて、その探偵の助言により警察は3人をしっかり調べていたのだ。

逃亡の末逮捕される3人。

裁判でポールは2人を裏切り様々な事を自供し、懲役15年

ルーゴとエイドリアンは死刑判決が出るのだった。

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ペイン&ゲインは実話だからこその驚き。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

ストーリーはだいぶ端折ってます。

筋肉バカの3人が金目当てに誘拐→1回目成功、2回目失敗→捕まる

こんな流れです。

冒頭、警察に追われて逃げ回るルーゴの描写から始まる。

めちゃめちゃ期待させた。

とんでもなくマッチョなルーゴが、筋トレ中に警察に見つかり逃げるのだ。

バカさ加減と緊張感。

この後の展開を大いに期待させてくれた。

その時はルーゴがクソ野郎に見えなかったから。

でも、だんだんと雲行きが怪しくなる。

っで、見終わった後の感想は、なんて胸糞悪い話しなんだ。

何よりも腹立つのがこの3人に反省の色や後悔が見れなかった所。

こいつら病気なのか?って思うほど道徳心がない。

殺してしまった人の指紋を消すために、バーベキューセットで手を丸焼きにする描写とか不快でしかなかった。

そこでテロップが入る。

“これでもまだ実話”

マイケル・ベイも心配になったんだろう、こんな描写フィクションにしか見えないと。

ペイン&ゲインは何も知らずに見たら実話とは思えないストーリーだ。

誘拐の計画も拷問も3人のやりとりもふざけてるようにしか見えないのだ。

でも困るのが大真面目って所。

3人を逮捕するきっかけになった私立探偵が述べる。

2人の殺害未遂、ゆすり、恐喝未遂、窃盗、殺人未遂、強盗、文書偽造などだ。

だが、最も重い罪は罪に問われなかった。

バカだったこと“だ。

まさにこれ。

このバカさ加減がコメディに見えてしまう要因であり、腹立たしさの原因になる。

ペイン&ゲインの3バカ筋肉トリオ。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

ペイン&ゲインはなんて素晴らしいキャスティングをしたんだろう。

マーク・ウォールバーグ/ドウェイン・ジョンソン/アンソニー・マッキー

この3人以外は務まらない映画です。

完璧な体と、小さい脳。

それが抜群に似合う3人でした。

探偵役のエド・ハリスも最高でした!

マーク・ウォールバーグ:ルーゴ

ルーゴは頭が悪い訳ではない。

過去に詐欺罪で捕まっているように、言葉巧みに相手を操る能力がある。

ジムの会員数を飛躍的に伸ばしたのもルーゴの手腕だった。

巻き込んだメンバーもルーゴの言葉に乗せられて参加したようなものだ。

ただ、自己啓発にはまってしまう自信の無さ、そしてすぐにカッとなる自尊心の高さ、道徳心のなさ。

バカと一言で言い表せない複雑なバカだった。

そんなルーゴをマーク・ウォールバーグは完璧に仕上げてました。

ドウェイン・ジョンソン:ポール

はまり役。

誰よりも体が大きく、誰よりも信心深く、道徳心があるポール。

だけどコカイン中毒で、嫌なことがあると暴力にはしってしまう。

多分、何かしらの病気だろう。

1番ヤバイタイプに見えるのがポールだった。

最後は2人を裏切り全てを白状する。

そして唯一出所しているのがポール。

怖い。

アンソニー・マッキー:エイドリアン

勃起不全を治す為の治療費が高く、この計画に乗ったエイドリアン。

ルーゴを神と崇めていて、多分メンバーで1番頭が悪い。

1度目の誘拐の後、唯一順調だったのがエイドリアンだった。

でも、簡単に巻き込まれる。

エイドリアンに足りなかったのは考える脳だった。

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『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』のまとめ

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

ダニエルは皆と同じくアメリカン・ドリームを追った。

皆と同じ人生を望んだだけだ。

少しだけマシな人生を。

やりたいようにやって夢を実現したように思えた。

とてもいい気分だった。

だが人間は求め過ぎちゃいけない。

俺は求めすぎた。

皆と同じじゃ不満だったんだ。

もっと上を目指した。

それがケガのもと。

だが諦めない

休んでベンチに戻ってくる。

人生の別メニューをこなす。

俺はダニエル・ルーゴ。

筋トレマニアだ。

 

こんなセリフでペイン&ゲインは終わる。

非常に不快な終わり方だ。

人を殺しておいて前向きなのだ。

こんな奴は一生外に出しちゃいけない。

そう思わせる映画だった。

Netflixで配信中。

『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』のスタッフとキャストの他の映画。

監督:マイケル・ベイ:『アルマゲドン』

マーク・ウォールバーグ:『2ガンズ』/『ミニミニ大作戦』/『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』/『デート&ナイト』/『パトリオット・デイ』/『マックス・ペイン』/『ザ・ファイター

ドウェイン・ジョンソン:『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』/『ゲットスマート

アンソニー・マッキー:『L.A.ギャングストーリー』/『ハーフネルソン』/『ワン・ナイト

エド・ハリス:『ヒストリー・オブ・バイオレンス』/『ゴーン・ベイビー・ゴーン』/『疑わしき戦い


*本ページの情報は2019年3月時点のものです。
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