
超豪華コメディ
【ストーリー】
ある日、ニューヨーク市警のハイスミス(サミュエル・L・ジャクソン)とダンソン(ドウェイン・ジョンソン)のスーパー刑事コンビが職務中に殉職。テリー(マーク・ウォールバーグ)は、彼らにその他大勢呼ばわりされてバカにされていたが、本来は根っからの正義漢で、悪党と対決したくてしょうがなかった。ところが彼の相棒アレン(ウィル・フェレル)は、デスクワーク命で……。
【キャスト】
ウィル・フェレル:アレン・ギャンブル
マーク・ウォールバーグ:テリー・ホイツ
エヴァ・メンデス:シーラ・ギャンブル
マイケル・キートン:ジーン・マウチ警部
スティーヴ・クーガン:デヴィッド・アーション
レイ・スティーヴンソン:ロジャー・ウェズリー
サミュエル・L・ジャクソン:P・K・ハイスミス
ドウェイン・ジョンソン:クリストファー・ダンソン
【スタッフ】
監督:アダム・マッケイ
製作総指揮:デヴィッド・ハウスホルター/クリス・ヘンチー/ケヴィン・メシック
脚本:アダム・マッケイ/クリス・ヘンチー
音楽:ジョン・ブライオン
2010年 107分
<シネマトゥデイより>
アザー・ガイズはコメディ映画が好きな人だけ。

最初の10分ぐらいはコメディ要素のあるアクション映画だと思ってた。
冒頭から派手なカーアクションに爆破。
強盗シーンも普通のアクション映画みたいだった。
スーパー刑事コンビが殉職するまでは。
この死に方からコメディのスイッチがバチっと入る。
この映画は100%コメディだ。
なので正直レビューを書くような事はない。
お笑いの解説をするほどつまらない事はないだろう。
でも一つだけ。
マーク・ウォールバーグ演じるテリーが異動してきた理由が、誤ってデレク・ジーターを撃ってしまったから。
まさかのジーター本人登場。なんて豪華な映画なんだ。
アザー・ガイズの超豪華キャスト。

このキャスト一覧を見たからこの映画を鑑賞したようなものだ。
コメディをあまり見ないので主演のウィル・フェレルだけあまり思い入れがないのだが、『主人公は僕だった』は大好きです。
マーク・ウォールバーグ:『TED』や『トランスフォーマー』の人です。最近は大作にたくさん出演していて、2017年の最も稼いだ俳優1位に輝きました。ちなみに約75億円。
マイケル・キートン:『バットマン』(名作です)の元祖。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でがたくさんの賞にノミネートされゴールデングローブ賞を受賞。最近は良い作品に数多く出演していて、『スポットライト 世紀のスクープ』や『ファウンダーハンバーガー帝国の秘密』は見なければいけない映画です。『スパイダーマンホームカミング』にも出演しています。
サミュエル・L・ジャクソン:タランティーノ監督の常連さん。スターウォーズシリーズや、最近だとMCUでフューリー長官を演じているので、ちょっとずつたくさんの作品に出演している。『コーチカーター』は名作。
ドウェイン・ジョンソン:ザ・ロック様です。まさかこんなに俳優として売れるとは、、プロレスラーの頃から知ってた人は驚きを隠せない。『ワイルド・スピード』シリーズが有名で2016年の最も稼いだ俳優に輝いている。ちなみに64億5千万。
こんなにたくさんの豪華キャストが最初から最後まで出れる訳ないので、割と早くスーパー刑事コンビが死にます。
殉職ではなく、ビルから飛び降りるというコメディだから許される死に方で。
誰もがギャラ高いもんなー節約しなきゃなー友情出演みたいなもんかと思ったはず。事実はわからないけど。
アザー・ガイズ監督アダム・マッケイ。

ウィル・フェレルとタッグを組んでコメディ作品を取る事が多いのだが、
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の監督をやったり『アントマン』の脚本に参加したりと多才。ただのコメディ監督ではない。
次回作はジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領を務めた米政治家ディック・チェイニーの伝記映画を撮る事が決まっていて、こちらも楽しみ。
何でこんな事を書いたのかと言うと、この映画のエンドクレジットが意味深なんです。
一応、この映画の犯人は詐欺罪で無事に捕まるのだが、100%コメディなので犯罪内容はあまり意味を持ちません。
と思いきやのエンドロール。
ネズミ講の仕組みから始まり、CEOと一般社員との給与の差、ゴールドマンサックスの法人税の低さなどなど、、
エンドロールが一番真面目!当時劇場で見てたらポカーンとなってたでしょう。本編との繋がりもなく意味不明ですからね。
でも、この後に『マネー・ショート 華麗なる大逆転』を撮っている事を知っていると、もうネタを仕込んでいたんだなとニヤリとします。
でも、前もってアダム・マッケイを知っていた人ほど『マネーショート』はびっくりしたと思う。
あの映画はかなり専門用語も多く実話がベースになっているのでちょっと難しい。
本当に同じ監督か?と思うほど真逆な映画を撮る凄い監督です。
『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』のまとめ

アメリカンコメディが好きな人にしかお勧めしません。
キャストの豪華さに惹かれますが、内容は100%コメディなので見る人を選びます。
コメディが大好きな人にはたまらない作品でしょう。
僕はやはりコメディが苦手でした、、
『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』のスタッフとキャストの他の映画
監督:アダム・マッケイ:『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ウィル・フェレル:『主人公は僕だった』
マーク・ウォールバーグ:『2ガンズ』/『ミニミニ大作戦』/『ザ・ファイター』/『デート&ナイト』/『パトリオット・デイ』/『マックス・ペイン』
マイケル・キートン:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
サミュエル・L・ジャクソン:『シャフト』
ドウェイン・ジョンソン:『ゲットスマート』
ボビー・カナヴェイル:『アントマン&ワスプ』