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終末の日常。
【ストーリー】
小惑星の接近で、人類と地球の滅亡が決定的なものに。保険セールスマンのドッジ(スティーヴ・カレル)は、何も言わずに姿を消した妻を追いもせず、律儀に出社しては単調な業務を続けていた。そんな中、隣に暮らす自由奔放な女性ペニー(キーラ・ナイトレイ)が母国イギリスへ向かう最後の飛行機に乗れなかったと泣いているのを見掛ける。それを機に初めて言葉を交わして妻の浮気を知るも、ペニーの家に間違って配達された自分宛ての郵便物から昔の恋人オリヴィアからの手紙を発見して狂喜。生涯で最も愛した彼女のもとへ駆け付けようとするが……。
【キャスト】
スティーヴ・カレル:ドッジ
キーラ・ナイトレイ:ペニー
マーティン・シーン:ドッジの父
メラニー・リンスキー:カレン
アダム・ブロディ:オーウェン
ジリアン・ジェイコブス:ケイティ
パットン・オズワルト:ローチ
T・J・ミラー:ダーシー
コニー・ブリットン:ダニー
デレク・ルーク:スペック
ロブ・コードリー:ウォレン
マーク・モーゼス:ニュースキャスター
ウィリアム・ピーターセン:グレン
【スタッフ】
監督:ローリーン・スカファリア
脚本:ローリーン・スカファリア
音楽:ロブ・シモンセン/ジョナサン・サッドフ
2012年 101分
<シネマトゥデイより>
エンド・オブ・ザ・ワールドはほっこり系終末映画。
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小惑星の衝突により地球が滅亡するまでの21日を描いたエンド・オブ・ザ・ワールド。
世の中が混乱して暴動を起こしているシーンは3分ぐらい。
地球が滅亡するにも関わらず、描かれてるのは日常だ。
毎週掃除に来る家政婦。
主人公は保険会社に勤め電話対応。
毎日テレビでニュースは流れ、お店も開いている。
空は広く青い。
自然も豊かで綺麗なシーンが多く、流れる音楽も心地よい。
見ていて穏やかになる映画だ。
ただ、あまりにも平和すぎて拍子抜けなのは否めない。
ストーリーに驚きがなく、ただのラブストーリーになってしまっている。
お世辞にもかっこいいとは言えないオジさんが、若くて綺麗な女性と付き合うには終末が訪れないとリアルじゃないから惑星が飛んでくるのかな。
そう思わせるほど、この終末の設定は活かされてなかった。
エンド・オブ・ザ・ワールドのストーリー
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21日後に小惑星の衝突により地球が滅亡する。
保険セールスマンのドッジ(スティーブ・カレル)は長年連れ添った妻に逃げられ無気力な生活をしていた。
今まで通り会社に出社し、家政婦も毎週来ている。
残り14日、友人のパーティーに呼ばれたドッジ。
周りの人達は終末だからとハメを外し、残り少ない人生をいかに楽しむかを考えていた。
だが、ドッジは知らない人と最後の日を過ごしたくないと1人馴染めずにいた。
そんなドッジの前にペニー(キーラ・ナイトレイ)が現れる。
彼女は同じアパートに住んでいて、彼氏から逃げてきたのだ。
ペニーはイギリスにいる両親の元で終末を過ごすはずだったが、寝坊したせいで飛行機に乗り遅れたのだ。
そしてもう飛行機は飛んでいない。
肩を落とすペニーを介抱するドッジ。
ペニーは間違えてポストに入っていたドッジの郵便物を渡す。
そこにはドッジが高校時代の恋人オリヴィアからの手紙が入っていた。
だがそれは3ヶ月前の手紙。
彼女が今どこにいるか分からない。
そんな中、2人がいる家の周辺に暴徒が現れ街を荒らしだす。
慌てて逃げた2人は車で町から逃げ出すのだった。
ドッジの知り合いが飛行機を持っていると言うので、ペニーはそれでイギリスに。
ドッジはオリヴィアと最後に会った場所に向かう。
最初はあまり反りの合わなかった2人だが次第に打ち解けていく。
まず向かったのがオリヴィアの家。
だが、そこにオリヴィアはいなかった。
その家でくつろぎながらも彼女の現在地が分かる物を部屋から探す2人。
ペニーは郵便物を見つけそこに向かう事に。
だが、ドッジはオリヴィアがいる事を確かめずその家を後にする。
ペニーは訝しんだが、ドッジは手紙を置いてきたと言うだけだった。
次の目的地であるドッジの知り合いの元に向かう。
出迎えてくれたのは初老の男性。
ドッジの父だった。
ドッジと父は25年前に蒸発して以降縁がなかった。
その父と再会して和解する2人。
オリヴィアが眠っている間に飛行機を飛ばしロンドンに向かわせる。
1人で家に帰ってきたドッジ。
そこにペニーが現れる。
ペニーはドッジと終末を過ごしたかったのだ。
2人はベッドに入りながら談笑し、終末を迎えるのだった。
エンド・オブ・ザ・ワールドのストーリーにイマイチ入り込めない。
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ストーリーは本当に簡単。
オジさんと若者が旅に出る。
恋に落ちる。
終末を迎える。
ただこれだけ。
もう少し何か驚きが欲しかった。
2人が終末を迎えるほど惹かれ会っていたのが不思議だ。
わざわざ会いに行ったオリヴィアに会わず手紙だけ置いてきたのも納得いかない。
父との和解もめちゃめちゃあっさりだ。
エンド・オブ・ザ・ワールドは1つ1つのストーリーが非常に浅く感じた。
そしてキャラも。
ドッジの魅力が全く分からなかったのだ。
だからペニーが恋に落ちるのも腑に落ちない。
まあ彼女は1人でいられない性格だから誰でも良かったかもしれないけど。
「たとえ一瞬でもあなたなしじゃ駄目」
「君の事が好きでたまらないよ」
「私たちお互いを救ったのね」
これらは最後のセリフだけど全然ピンとこなかった。
そんなに好きだった?
エンド・オブ・ザ・ワールドのスティーブ・カレルが悪いわけではないんだけど。
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エンド・オブ・ザ・ワールドの主演はスティーブ・カレル。
コメディから感動系、たまに怖いオジさんまで様々な役を演じる人だ。
僕はこの人が大好きだし、今まで見た作品であれ?って思った事は一度も無い。
でも、このエンド・オブ・ザ・ワールドはちょっと違和感があった。
これは彼のせいではなく、映画の中身のせい。
この映画が公開された時の年齢は50歳。
お世辞にもイケメン俳優ではなく、そのようなキャラを演じる事もまず無い。
そんなオジさん全盛期の彼が最後を一緒に過ごすのが、27歳という設定のキーラ・ナイトレイ。
違和感!!
高校時代の恋人に会いに行かずキーラ・ナイトレイを選ぶ。
最後を一緒に過ごせたのは彼女の判断で戻ってきたからだけど、、
はっきり言うと気持ち悪かった。
カーセックスもなんか唐突だし、エンディングもあれだし、、
これならイケメンオジさんの方が納得感あったわ!
何でわざわざスティーブ・カレルなんだよ!
キーラ・ナイトレイもいつからそんなに好きになったんだよ!
終末なら何でもありなのか?
『エンド・オブ・ザ・ワールド』のまとめ
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僕はイマイチ入り込めなかったですが、好きな人がいるのも分かります。
静かな恋愛映画。
終末一緒に過ごせる相手が最後に見つかった。
良かったね。
大事なのは今を一緒に生きる人だよね。
みたいな感じか。
僕は終末を感じさせない長閑な風景と音楽だけは良かったと思いました。
U-NEXTで配信中。
エンドオブザ・ワールドのスタッフとキャストの他の映画。
監督:ローリーン・スカファリア:『幸せをつかむ歌』
スティーブ・カレル:『ラブ・アゲイン』/『30年後の同窓会』/『ハンズ・オブ・ラブ 手のひらの勇気』/『40歳の童貞男』/『デート&ナイト』/『マネー・ショート 華麗なる大逆転』/『ゲットスマート』
キーラ・ナイトレイ:『危険なメソッド』/『素晴らしきかな、人生』/『はじまりのうた』
*本ページの情報は2018年12月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。