『テイキング・ライブス』不快で無能でイラつく ☆☆☆☆ ネタバレ映画レビューブログ

テイキング・ライブス ☆☆☆☆




テイキング・ライブス

アンジェリーナ・ジョリーの女の顔にはドキッとします。

【ストーリー】

モントリオール警察の要請で、猟奇殺人事件の捜査にあたることになったFBI捜査官イリアナ(アンジェリーナ・ジョリー)。事件の分析を進めるうち、彼女は目撃者の男コスタ(イーサン・ホーク)に魅力を感じ始める。

【キャスト】

アンジェリーナ・ジョリー:イリアナ・スコット捜査官

イーサン・ホーク:コスタ

キーファー・サザーランド:ハート

ジーナ・ローランズ:アッシャー夫人

オリヴィエ・マルティネス:パーケット

チェッキー・カリョ:レクレア

ジャン=ユーグ・アングラード:デュバル

ポール・ダノ

ジャスティン・チャットウィン

【スタッフ】

監督:D・J・カルーソー

製作総指揮:ブルース・バーマン/デヴィッド・ハイマン

音楽:デイナ・ゴールドバーグ/フィリップ・グラス

原作:マイケル・パイ

脚本:ジョン・ボーケンキャンプ

2004年 103分

<シネマトゥデイより>

テイキング・ライブスはB級と言っても過言ではない。

テイキング・ライブス

アンジェリーナ・ジョリーとイーサン・ホークが主演のテイキング・ライブズ。

それなのに雰囲気は限りなくB級に近い。

これは悪い意味で言っている。

ストーリーやキャラクターは浅く、何より問題なのは音楽だ。

普段映画を見ていても、あまり気にしない音楽。

それは映画に馴染んでいればいるほど自然に聞けるから印象に残りづらいと思う。

でもテイキング・ライブスは悪目立ちしている。

ここはシリアスですよ!

この後驚かせますよ!

みたいな露骨な音楽だ。

こんなに音楽が邪魔だと思った映画は少ない。

後は、警察組織の無能っぷりね。

これはサスペンス映画だと如何しようも無い事かもしれないけど、この映画はひどい。

特に主演のアンジェリーナ・ジョリーはFBIの捜査官でわざわざ事件解決の為に呼ばれている。

そんなキャラクター設定なのに、、ひどい、、ひどすぎる、、

殺人犯のキャラも定まっていない。

冒頭5分は期待出来たのに、、

ポール・ダノが出てきてテンション上がったのに、、

テイキング・ライブスの無能捜査官達。

テイキング・ライブス

1983年ある少年が家出する。

その少年はたまたま出会った同じ背格好の男の子を事故に見せかけて殺害。

身分証を奪い歩いて行った。

現在、ある工事現場で死体が見つかる。

モントリオール警察署はFBIに協力を要請。

FBI捜査官のイリアナ(アンジェリーナ・ジョリー)が捜査に加わる。

イリアナはプロファイリングに長けていた。

イリアナが来てすぐに新たな犯行が起きる。

その犯行の目撃者として署に連れた来られたのがコスタ(イーサン・ホーク)

署の連中は彼を疑っている節があったが、イリアナのプロファイリングでは犯人ではないと言う。

彼は画家だったので犯人のモンタージュを作ってもらう事に。

そのモンタージュのお陰で、ある人物に行き着く。

だが向かった先にあったのは屋根裏に隠された腐乱死体だった。

一方、警察署にアッシャー夫人が死んだはずの息子を見たと駆け込んでくる。

「息子はとても危険です」と告げる。

そのアッシャー夫人に何回も電話していた記録が見つかり、イリアナ達は会いに行く事に。

コスタが作ったモンタージュを見せると似ていると言う。

夫人からの話で息子が2人いた事を知る。

そこで可愛がってた長男は死んでしまった事。

次男のマーティンは人が変わったように乱暴になり家出、数日後事故死したと事を知る。

マーティンは骨折した事がある事を聞いたイリアナは遺体を掘り起こす事に。

掘り起こした遺体には骨折の痕がなかった事から死体はマーティンでなかった事を知る。

イリアナはアッシャー夫人の家を訪ねた時に気になる部屋があった。

そこで勝手に侵入して調べる事に。

調べた部屋はマーティンの部屋だった。

ベッドに寝転がっていると、その下から襲われる。

なんとか反撃したイリアナであったが、襲ってきた相手からは逃げられる。

幾つかの捜査から犯人はヤドカリのように殺した相手に成りすまして人生を送っている事がわかる。

そこにコスタの画廊が襲われた連絡が入る。

画廊に行き翌日コスタがエドワーズという人物と会う事を知ったイリアナ達。

そのエドワーズが怪しいと考えたイリアナ達はコスタを囮にして捕まえようとする。

だが、その作戦は失敗。

約束の場所にエドワーズは現れなかった。

イリアナは何度かコスタと会ううちに好意を抱いてる自分に気づく。

そこで判断を誤る恐れがあると上司に言い捜査から外れようとするが、説得されて捜査を続ける事に。

コスタの個展が開かれた日、そこにエドワーズと思われる人物が現れる。

警察は捕まえようとしたが逃げられてしまう。

コスタの身の危険を案じた警察達はコスタを遠い所に移そうとする。

そして移動日、コスタの部屋に現れるエドワーズ。

エドワーズは盗んだ絵画をコスタに売っていたのだ。

その金を払えとコスタを脅しにきたのであった。

2人が揉み合いになる中、駆けつけた警察官は射殺される。

遅れて到着したイリアナは車で逃げる2人を追う事に。

追っている途中、逃げた2人は交通事故に会う。

コスタは無事だったが、エドワーズは爆発に巻き込まれて死んでしまった。

追っていた犯人は死に、捜査から離れる準備をしていたイリアナのホテルに現れるコスタ。

2人は関係を結ぶのだった。

翌日、コスタの怪我の治療の為病院に訪れた2人。

そこにはアッシャー夫人も来ていて死体を確認してもらっていた。

死体を見たアッシャー夫人は無言ではあったが、この死体がマーティンではないと気づく。

病院から出ようとエレベーターに乗り込んだアッシャー夫人の前にいたのはコスタ。

コスタはアッシャー夫人を殺して、病院から逃げる。

探していたマーティンはコスタだったのだ。

イリアナは職務責任局から解雇を言い渡さる。

7ヶ月後、イリアナは田舎で一人暮らしをしていた。

お腹の大きくなったイリアナはベビー用品などを買い、部屋を飾りつけたりしていた。

そこに現れたのがコスタ(マーティン)

コスタはイリアナを襲い、お腹にナイフを突き立てる。

だが、そのお腹の膨らみはダミーだった。

逆にコスタにナイフを突き立てたイリアナは事件が終わった事を報告するのだった。


だいぶ長くなってしまった。

でも決して混乱するような話ではないので安心してください。

理解した所で面白いわけではないですが。

テイキング・ライブズは無能なイリアナに尽きる!

まずFBIという事で地元警察から要請を受ける。

最初に出会ったのは遺体が発見された工事現場。

イリアナは工事現場に寝ていたのだ。アンフェアだ!!!!

まあそれは置いといて、この行為に特に意味はなかった。

その後、コスタの最初の取り調べ。

せっかく地元警察の奴がちょっとこいつ怪しいぞって雰囲気を出すんです。

そしたらこのイリアナが言うんです。

「絞殺跡から見て犯人は左利きよ 彼は右手で絵を描き火も右手で 机の上には捜査資料が開いて置いてあった 彼が犯人なら見ようとしたはず サイコキラーは脳の反応が違うの・・・」

マジで最初から無能だ。。

テイキング・ライブズを見ている人はどう考えてもコスタが犯人だって分かってるんですよ。

それなのに最初からこんな事を言うイリアナって無能なんじゃ、、、

そしたら案の定です。

この後の警察の無能っぷりは半端無い。

まあ敵に逃げられる逃げられる。

警護をしてるのに入られる入られる。

こんなに無能な警察はなかなか見れない。

コスタも途中からはただの連続殺人鬼に。

相手の人生になりすます=テイキングライブズの設定はどこ行った!

そもそも最初に何で目撃者として捕まったのか理由が分からない。

あまり魅力を感じない連続殺人鬼に成り下がっていた。

テイキング・ライブズのアンジーの女の顔

テイキング・ライブス

無能FBI捜査官のアンジェリーナ・ジョリーは終始エロかった。

ずっとシャツの胸元がはだけていて、、何で?とは思わずにはいられない。

それで勝手にイーサン・ホークに惚れて肉体関係に。

このシーンはエロかったです!はい!なかなか良かった!

そこから捜査の時とは全く違う女の顔をするんです。

なんなら女って言うより女の子に近い。

この表情は素直に可愛かった。

捜査はポンコツだったけど安定の色気と可愛さでした。

イーサン・ホークは普通だったかな。

サイコパスな殺人鬼役だったけど、、なんかあまり印象に残らず。

アンジェリーナ・ジョリーを脱がす所はエロかった。

一番良かったのは最初しか出てこないポール・ダノ!

サイコパスが最高に似合っていた。

彼が最後まで演じてくれればよかったのに、、

こんな感じでエロい所しか印象に残ってない!

テイキング・ライブズのまとめ

テイキング・ライブス

最初の5分がピークです。

期待値を上げた後の失速が凄い。エグい。

無能警察の映画が見たい人は是非。

ちなみにキーファー・サザーランドも出演しています。

テイキング・ライブズで一番可哀想な役です。

彼の無駄遣い具合を知りたい方も是非見てください。

よくこんな役受けたなーって思います。

U-NEXTで配信中。

『テイキング・ライブズ』のスタッフとキャストの他の映画。

監督:D・J・カルーソー:『ディスタービア』

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*本ページの情報は2018年12月時点のものです。
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