Netflixオリジナル『セレニティー:平穏の海』☆☆☆ おい、まじかよ、、、ネタバレ映画レビューブログ

セレニティー:平穏の海 ☆☆☆




セレニティー:平穏の海

マシュー・マコノヒーは凄いけど!

【ストーリー】

カリブ海の島で釣り船の船長をして穏やかに暮らすベイカー(マシュー・マコノヒー)の前に、突然美しい元妻カレン(アン・ハサウェイ)が現れます。彼女からの依頼は暴力的な現夫のフランク(ジェイソン・クラーク)を釣りに行くと見せかけ、沖に連れ出して殺して欲しいというもの。驚愕の依頼に動揺するベイカー、企みの末に巻き起こる衝撃の結末とは?

【キャスト】

マシュー・マコノヒー:ベイカー・ディル

アン・ハサウェイ:カレン

ダイアン・レイン:コンスタンス

ジェイソン・クラーク:フランク

ジャイモン・フンスー:デューク

ジェレミー・ストロング:リード・ミラー

【スタッフ】

監督:スティーヴン・ナイト

脚本:スティーヴン・ナイト

2019年 106分

<Filmarksより>

セレニティー:平穏の海でまたもNetflixオリジナルに裏切られる。

セレニティー:平穏の海

2019年のNetflixオリジナルは本当に興味をそそる映画を作ってくれてまして。

マッツ・ミケルセン主演『ポーラー狙われた暗殺者

ナイト・クローラーのコンビ『ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー

スティーヴン・ソダーバーグ監督『ハイ・フライング・バード 目指せバスケの頂点

これらは全て配信日に見るほど待ち望んでました。

でも、全てが裏切られた。

Netflixオリジナルは本当に相性が悪い。

でも、本日も見てしまいました。

『セレニティー:平穏の海』

マシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイのインターステラーコンビ。

さらに脇を固めるのが、ダイアン・レイン、ジェイソン・クラーク、ジャイモン・フンスーです。

監督はスティーヴン・ナイト。

マイ・ベスト映画の1つ『イースタン・プロミス』の脚本家です。

めっちゃ楽しみ!

この豪華キャストに癖のあるスティーヴン・ナイトの脚本がどう絡むのか。

またも裏切られました。

これはひどい。

1時間までは楽しかったんです。

ちょっと違和感あったけど、まさかそんなオチにしないよなと。

そんなんやったら駄目だよね、ルール違反だよなと。

そしたらさ、まさかのそんなオチでさ。

1時間でオチが分かって、そこからの40分は地獄でした。

途中で見るき失せたし、最初の1時間の高揚感も何だったんだろうと。

もうNetflixオリジナル見るのやめようかな。

セレニティー:平穏の海のストーリー(ネタバレ)

セレニティー:平穏の海

プリマス島で漁師として生活しているディル(マシュー・マコノヒー)。

彼は相棒のデューク(ジャイモン・フンスー)と共に、大物カジキを釣り上げる事を夢見ていた。

そのカジキにはジャスティスと名前を付けるほど入れ込んでいた。

だが、ジャスティスに夢中になる余り生活は困窮しており、援助を得る為にコンスタンス(ダイアン・レイン)と寝ては援助をしてもらっていた。

ある日、ディルの元にカレン(アン・ハサウェイ)が現れる。

カレンはディルの元嫁で、ディルがイラク戦争に行っている間にフランク(ジェイソン・クラーク)と結婚していたのだ。

カレンはディルにフランクを殺してほしいと頼みにきたのだった。

カレンはフランクのDVに悩んでいて、ディルとの子供パトリックの事もフランクから守りたいと言う。

ディルはそんな事は出来ないと断るが、カレンの傷を見るとフランクを殺す事を決意するのだった。

そんなディルの元にミラーが現れる。

ミラーは魚群探知機のセールスにやってきたのだが、幾つか謎めいた事をディルに言う。

さらにディルがフランクを殺す事を知っていたり、ルールは自分が決めるなどなど。

それを聞いたディルは頭が混乱するのだった。

翌朝、5時前に目が覚めたディルだったが体が動かない。

でも、5時になるといつもどおりに体が動く。

その後もディルは自分のいるプリマス島や、住民の事など何が現実なのかが分からなくなる。

これらは全て息子のパトリックが作った世界だったのだ。

パトリックは天才少年で、プリマス島やディル達はパトリックがプログラミングで作り出した世界だったのだ。

その世界でディルはフランクを海に連れ出し、殺害に成功する。

現実の世界ではカレンにDVを行うフランクに耐えきれず、パトリックが刺し殺すのだった。

セレニティー:平穏の海は夢オチみたいなもんです。

セレニティー:平穏の海

ストーリーは雑に書いてます。

というか、ちゃんと理解してない所があると思う。

見る気失せたのが原因です。

1番冷める展開だった。

夢オチってか、パトリックが作ったプログラミングオチ。

ディルの世界はプログラミング。

パトリックの世界は現実。

なんだそれ、めっちゃ冷めたわ。

僕が夢オチが苦手ってのもあるけど、セレニティーは夢オチよりひどいだろ。

プリマス島はパトリックが作ったプログラミングなんです。

じゃあ何を見せられたんだと。

ディルが冒頭から釣り上げようとしてたカジキマグロは何なんだ。

金の為にコンスタンスと関係を持ってたのは何なんだ。

自分と一緒にいると稼げないからと、冷たく突き放したデュークへの遠回しの優しさは何なんだ。

カレンとの中途半端なセックス。

カレンにDVを行うフランク。

デュークの差金でフランクを襲って大怪我を負わせたアルゼンチン人のエピソード。

これらのストーリーが全部作られたって、、納得出来る人いんの?

「この島で人は殺さない方がいい」

「ジャスティスを釣り上げるんだ」

って終盤に島民から言われまくるけど、ジャスティスは釣り上げないし、人は殺すし。

これってなんなん?

っで、ラスト。

プログラムを書き換えて、ディルとパトリックが抱き合って終わる。

なんなんこれ?

いやいやプログラムやで?

ディルはイラク戦争で死んでるんだよ?

それなのにこんな分かりやすい感動的なラストって、、、無理無理無理!

セレニティーで良かったのはマシュー・マコノヒーとジェイソン・クラーク

セレニティー:平穏の海

マシュー・マコノヒーに冒頭から引き込まれる。

カジキを釣り上げようとするマシューの腕。

そして、その後のベッドシーンで見せる肉体美。

仕上げてます!

そして、やっぱりこの人の声は色気がある!

映画の中身はひどいけど、マシュー・マコノヒーは素晴らしかった!

そして、ジェイソン・クラーク。

最初から最後までクソ野郎を演じてました。

めちゃめちゃ金持ちで、美人の嫁さんがいて、裏社会との繋がりがありそうでと気になる人物だった。

でも、、全然背景が語られない!

もう少し知りたかった。

そしてディルともっと争ってほしかった。

アン・ハサウェイは特になし!

綺麗だけど金髪似合わないし、なんか微妙なキャラだったんで、、

何だろう、こんな何も感じなかったアン・ハサウェイは初めてだ。

セレニティー:平穏の海のまとめ

セレニティー:平穏の海

セレニティーを見る前までが1番楽しかったです。

豪華キャスト、綺麗な景色、期待させるサスペンス。

こりゃ面白そうだって時がピークでした。

でもまさかSF要素を入れてくるなんて、、聞いてないよ。

普通のサスペンスじゃ駄目だったのかな。

こんなに途中で冷めた映画は珍しい。

セレニティー:平穏の海のスタッフとキャストの他の映画

監督:スティーヴン・ナイト:『ハミングバード

マシュー・マコノヒー:『マジック・マイク』/『フレイルティー 妄執

アン・ハサウェイ:『ラブ&ドラッグ』/『アン・ハサウェイ/裸の天使』/『ゲットスマート

ジェイソン・クラーク:『デス・レース』/『欲望のバージニア

ジャイモン・フンスー:『PUSH 光と闇の能力者