何がいけないんだろう。
【ストーリー】
エイリアン“スカヴ”の侵略を食い止めたものの、その戦いによって地球が半壊してから60年。生き残った者たちがほかの惑星へと移住してしまった中、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)だけが地球に残って上空から偵察していた。パトロールに向かっていた彼は、誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまう。混乱するジャックの前に現れたのは、ビーチ(モーガン・フリーマン)という謎の男。彼との遭遇を機に、ジャックは地球、人類、そして自身の運命を担う冒険に出ることに。
【キャスト】
トム・クルーズ:ジャック・ハーパー
モーガン・フリーマン:ビーチ
オルガ・キュリレンコ:ジュリア
アンドレア・ライズブロー:ヴィクトリア
ニコライ・コスター=ワルドー:サイクス軍曹
メリッサ・レオ:サリー
ゾーイ・ベル:カーラ
【スタッフ】
監督:ジョセフ・コシンスキー
製作総指揮:デイヴ・モリソン/ジェシー・バーガー/ジャスティン・スプリンガー
原作:ジョセフ・コシンスキー/マイケル・デブライン
脚本:カール・ガイダシェク
2013年 124分
<シネマトゥデイより>
オブリビオンは随所に違和感。この映画なんか面白くないな。
はっきり言うとあんまり面白くなかった。
でも何がいけなかったんだろうか。
舞台は2077年の地球。宇宙人の侵略によって月が半分壊され、その影響による地震と津波により崩壊している。
エンパイアステートビルやスーパーボールのグラウンドが残骸となっている。まるで猿の惑星みたいに。
荒廃した地球は色々な描き方があるが、先日ブログに書いた『ザ・ウォーカー』とは全く違う。
オブリビオンの舞台は綺麗で無機質だ。ほぼ砂漠だけど。この無機質な感じがこの映画にはよく合っていた。
でてくる偵察機やドローンの造形もよかった。
偵察機の見た目はダサい。変な球形のコックピットなんだけど確かに利に適ってるなと思う描写があったのでダサくてもよし。
ドローンは強すぎてこれ人間が作ってないでしょと思ってしまった。ハイスペックすぎる。
超攻撃的なドローンで顔認証・重火器・頑丈なボディにレーダーとなんでもあり。
これは本当に人間が作ってなかったんですけどね。
唯一バイクだけは許せないぐらいダサかった。というかこの映画にバイク必要か?
舞台はほとんど砂漠。なので偵察機も停め放題。なのにダサいバイク。ちなみにスタントではなくトム・クルーズ本人が運転。
多分、トムがバイク乗りたいって言ったに違いない。いらなかった。
あと、家のプール。
トム演じるジャック・ハーパーとアンドレア・ライズブロー演じるヴィクトリアが住む家は地上から物凄い高い場所にある。
家の中も無駄な装飾が省かれ無機質で生活感がない。使う機材も未来的だ。
そこにプール。どんだけアメリカ人はプールが好きなんだ。
この映画の無駄を省いた空間に最も無駄な物があるのが違和感しかなかった。
しかもヴィクトリアが裸になってジャックを誘うシーンがあるのだが、それもなんだかなである。
二人の関係性がよく分からなかった。
多分男女の関係ではあるんだけど、そういうシーンが特にある訳でもない。
あとあと、スカヴのマスクが完全にプレデターです。ステルス機能搭載。
スカヴのリーダーモーガン・フリーマンが葉巻を吸って登場します。
この映画に葉巻は似合わない。砂漠のどこで手に入れたんだよ。
この映画は随所に違和感を感じさせます。
オブリビオンはストーリーもうーん、、
ジャックとヴィクトリアはスカヴと呼ばれるエイリアンによって破壊された地球を守ってると思ってたら、実はエイリアンによって作られたクローンで、スカヴと呼ばれてたエイリアンが実は人間だった。
ジャックとヴィクトリアはは人間を壊滅させる為に作られたクローンだった!
それでも最後はエイリアンを倒しにいくって話です。本当に簡単に書きました。
本当はもっと複雑なんですけど、この辺の詳しいストーリーは是非他のブログで!書くの面倒!
ストーリーだけ聞くと悪くないと思います。ワクワクする設定。どうなるんだろと期待を持たせます。
ただ中盤から終盤まで怒涛の展開でついていけなかった。
ストーリーと設定はいいけどテンポが悪いくせに最後に詰め込むという、、
最後のエイリアンを倒す時もあっさりすぎてつまらないし。
絶対に宇宙船内にジャックを通したら駄目だろ。核を積んでるのに。普通に招き入れてるし。
ラストシーンではヴィクトリアに子供いるし。
ジャックのクローンも登場するし。
スカヴの人達とも全く会ってなさそうだったし。エイリアン倒した後何してたんだよ。
あと、あの自然いっぱいの場所は何で見つからないんだよ。
思い出すだけでもやっとする所がいっぱいある。
やっぱりこの映画面白くなかったな。
オブリビオンでミッション・インポッシブルと007夢の共演
主演のトム・クルーズ。今回はアクションちょっと控えめ。
ヒロインのオルガ・キュリレンコは『007 慰めの報酬』のボンドガール。
ミッションインポッシブルと007の夢の共演である。これはちょっとテンションが上がった。
ただそれだけだった。
特に素晴らしいっていう所はあんまりないです。
この二人より、ヴィクトリアがオルガ・キュリレンコ演じるジュリアが出てきた時に、少し女の嫌な顔を見せるのは良かった。
あと、ニコライ・コスター=ワルドー。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスターです。出演しているのをしらなかったので、テンション上がりました。
『オブリビオン』のまとめ
SFが大好きでトムのファンじゃなかったら見なくていい作品です。
見た後、何がいけなかったんだろうと首を傾げる映画です。
ホント何がつまらなくさせてるんだろ。
トップガンの続編、『トップガン: マーヴェリック』もこのタッグ。
非常に心配だ。
PrimeVideoで配信中。
『オブリビオン』のスタッフとキャストの他の映画
監督:ジョセフ・コシンスキー:『トロン:レガシー』
トム・クルーズ:『ワルキューレ』/『アウトロー』/『コラテラル』
モーガン・フリーマン:『ゴーン・ベイビー・ゴーン』/『グランドイリュージョン』/『グランド・イリュージョン2 見破られたトリック』
*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
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