『欲望のバージニア』☆☆☆☆☆☆☆ 本当の強さってのは屈しない心だ ネタバレ映画レビューブログ

欲望のバージニア ☆☆☆☆☆☆☆




欲望のバージニア

倍返しだ!

【ストーリー】

禁酒法時代のバージニア州、ボンデュラント3兄弟は密造酒ビジネスで幅を利かせていた。野心家の三男ジャック(シャイア・ラブーフ)は牧師の娘バーサの気を引こうと苦心し、リーダー格の次男フォレスト(トム・ハーディ)は、シカゴから来たワケありの過去を持っていそうな女性マギー(ジェシカ・チャステイン)と恋仲になる。そんな時、新たに着任した特別補佐官レイクス(ガイ・ピアース)が法外な賄賂を求めてくる。レイクスの要求を拒否した兄弟は、非道な脅迫にさらされることとなり……。

【キャスト】

シャイア・ラブーフ:ジャック・ボンデュラント

トム・ハーディ:フォレスト・ボンデュラント

ゲイリー・オールドマン:フロイド・バナー

ミア・ワシコウスカ:バーサ・ミニクス

ジェシカ・チャステイン:マギー・ボーフォード

ジェイソン・クラーク:ハワード・ボンデュラント

ガイ・ピアース:レイクス

デイン・デハーン:クリケット

【キャスト】

監督:ジョン・ヒルコート

製作総指揮:クレイトン・ヤング/ジェームズ・レイセク

原作:マット・ボンデュラント

脚本:ニック・ケイヴ

音楽:ニック・ケイヴ/ウォーレン・エリス

2012年 116分

<シネマトゥデイより>

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欲望のバージニアはよくあるストーリー。誰もが楽しめる。はず!

欲望のバージニア

物語の舞台は禁酒法時代のバージニア州フランクリン郡。田舎です。

不死身の兄弟として地元で畏敬されているボンデュラント3兄弟。

彼らの密造酒ビジネスに、シカゴからやって来た権力を振りかざす特別補佐官がやって来て、甘い蜜を吸おうとしトラブルになり様々な事件が起きる。

見ていてハラハラするしイライラするしちょっと悲しくもなるけど、最後はしっかり溜飲を下げてくれます。

王道のストーリーで特に驚きを与えてくれる映画ではないのですが誰でも楽しめる映画に仕上がっています。

ちょっと暴力シーンはキツイですけどね。喉を裂かれたりするので。

この映画の原作はマット・ボンデュラント。彼の祖父と大叔父たちの話を基にした歴史小説がベースとなっているみたいです。

まさかの実話。もちろん小説なので脚色はしてると思うけど。

勧善懲悪のストーリーは分かりやすくて好きです。映画によってはあるあるが多すぎてひどく退屈になりますが、この映画が退屈しないのはキャストが良かった所。ハマってます。

アル中の長男・不死身の次男・調子乗りの三男。憎さ100倍特別補佐官。

欲望のバージニア

この映画の中心はトム・ハーディ演じる次男フォレストとシャイア・ラブーフ演じる三男ジャック。

残念ながらアル中の長男はあまり見せ場がない。隠し蒸留施設が補佐官達に見つかった時にジャックを救った所ぐらい。

次男フォレストは兄弟のリーダー格。腕っ節が強く不死身だ。

喉を裂かれ、拳銃で撃たれても死なない。

何故かは分からない。

権力に屈する事はなく、ギャングにも一目置かれてる存在。

この映画はフォレストがカッコ良すぎる。男が惚れる。もちろん女も。

口数は多くなく必要な事しか話さない。それがいい。

「本当の強さってのは屈しない心だ」このセリフが本当に良く似合っていた。

三男ジャックは調子乗りです。

稼ぎが増えたら車を買い(この映画に出てくるフォードは本当にかっこいい)良い服を着て、好きな子にプレゼントをあげるような典型的な調子乗り。

こいつのせいで親友は殺され、蒸留所は爆破されとちょっとムカつきましたが憎めないですね。

全ては兄貴達に認められようとやってる事だし、あのラストシーンを見たら好きになる。

憎いのはガイ・ピアース演じる特別補佐官のレイクス。

こいつは本当に最初から最後まで嫌なやつでした。

こいつが出てくるシーンは全てが腹たつんです。

一番腹が立ったのは黒人の娼婦(多分)を部屋に呼んどいて、ベッドの上には直接座らせてないんです。

布を一枚敷いてるんです。

この差別主義者。

時代が時代なのでこんな奴はたくさんいたんでしょうね。冒頭のシーンでも白人しか使えない水があったりしたし。

それにしてもこのシーンにはムカつきました。

死んでくれて良かった。

ガイ・ピアース最低だけど最高。

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欲望のバージニアは今なら撮れないであろう豪華キャスト

欲望のバージニア

この映画は今なら撮れないであろう豪華キャストになっています。

もちろん当時から名前は知られていたけど今ほどではなかった。

主演のシャイア・ラブーフは数々の問題を起こしているせいで伸び悩んでいる感がありますが、、


トム・ハーディ/あのブロンソンがマーヴェルの『ヴェノム』です。感慨深い。すっかり売れっ子。


ゲイリー・オールドマン/当時からもちろん売れていましたが、去年ついにアカデミー賞主演男優賞を受賞。この映画ではめちゃめちゃカッコイイギャング役。あんまり出番ないし、ストーリー上そんなに重要ではないですが、この人が出てるだけで嬉しいと思うのは僕だけじゃないはず。


ジェシカ・チャステイン/この人は何かに出演する度に何かにノミネートされてる気がする。芯のある強い女性の映画を撮るなら彼女が浮かびます。最近は主演が多いですね。


ミア・ワシコウスカ/現代に降り立った天使です。『クリムゾンピーク』も是非見て欲しい。まだ28歳。


ジェイソン・クラーク/脇で輝くタイプの俳優さん。この映画以降大作にも多数出演。『華麗なるギャツビー』とか。


ガイ・ピアース/この人はこの映画以前の方が売れっ子でしたね。『メメント』の格好良さをこの映画では封印しています。


デイン・デハーン/この人が一番人気が出たかも知れないですね。『アメイジング・スパイダーマン2』のグリーンゴブリン役です。これの続編が見たかった。


こんな感じで、今や主役級がずらりと並んでいます。

『欲望のバージニア』のまとめ

欲望のバージニア

カッコイイ男が見たい人は是非。おすすめします。フォレストに惚れます。

最後のレイクスと対決するシーンで熱くならない人はいないと思う。

フランクリン郡の田舎もいいなと思わせる町の人との繋がりも見れたし。

ジェシカ・チャステインの色気。半端ないです。それに対するトム・ハーディの奥手。

ミア・ワシコウスカの天使な透明感。半端ないです。それに対するシャイア・ラブーフの奥手。

この兄弟は女性には弱いです。エンディングではちゃんと結婚していて安心した。

トム・ハーディの最後の呆気なさは笑いましたが。

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『欲望のバージニア』のスタッフとキャストの他の映画

監督:ジョン・ヒルコート:『ザ・ロード

シャイア・ラブーフ:『バレット・オブ・ラブ』/『イーグル・アイ

トム・ハーディ:『ブロンソン』/『ロックンローラ

ゲイリー・オールドマン:『ザ・ウォーカー』/『クリミナル 2人の記憶を持つ男

ミア・ワシコウスカ:『マップ・トゥ・ザ・スターズ』/『キッズ・オールライト』/『イノセント・ガーデン』/『永遠の僕たち

デイン・デハーン:『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命