『ロックンローラ』 ☆☆☆ 広げた風呂敷は畳もう ネタバレ映画レビューブログ

ロックンローラ ☆☆☆




ロックンローラ

どうしたガイリッチー、、

【ストーリー】

ワンツー(ジェラルド・バトラー)とマンブルズ(イドリス・エルバ)は、地価上昇中のロンドンでひと儲けしようと不動産投資に手を出す。彼らは裏社会のドン、レニー(トム・ウィルキンソン)に多額の借金をするが詰めが甘かったために投資は失敗。そんなとき、会計士のステラ(タンディ・ニュートン)から700万ユーロ強奪の話が舞い込む。

【キャスト】

ジェラルド・バトラー:ワンツー

トム・ウィルキンソン:レニー・コール

タンディ・ニュートン:ステラ

マーク・ストロング:アーチー

イドリス・エルバ:マンブルズ

トム・ハーディ:ハンサム・ボブ

トビー・ケベル:ジョニー

ジェレミー・ピヴェン:ローマン

クリス・ブリッジス:ミッキー

ジェマ・アータートン:ジューン

ジェイミー・キャンベル・バウアー:ロッカー

カレル・ローデン:ユーリ・オモヴィッチ

ドラガン・ミカノヴィッチ:ビクター

ノンソー・アノジー:タンク

【スタッフ】

監督:ガイ・リッチー

製作総指揮:スティーヴ・リチャーズ/ナヴィド・マッキルハージー

脚本:ガイ・リッチー

音楽:スティーヴ・アイルズ

2008 114分

<シネマトゥデイより>

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ロックンローラ、、、どうしたガイリッチー、、

ロックンローラ

ガイ・リッチー監督の5作品目。

誰もが大好きであろう『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』『シャーロックホームズ』を撮っている監督です。

この映画はガイリッチーが得意な犯罪群像劇。様々な犯罪者が入り乱れるストーリー、スタイリッシュな場面、おしゃれでくだらない会話、綺麗に収束していくクライマックス。

ガイリッチーでこの設定でこのキャストなら期待せざるを得ない。

でも、駄目だった。どうしたんだガイリッチー。

テンポも良くない、キャラクターも弱いし多い、広げた風呂敷も畳まない。

過去と似たような設定の映画を作るとどうしても比べてしまう。

この映画は過去を大きく下回っていた。

どうしたんだよガイ・リッチー、、、

ロックンローラは豪華キャストだけど、多すぎる。

ロックンローラ

MIHOシネマ様がすっごいわかりやすく登場人物をまとめていたので引用させていただきます。

多いので把握するのがちょっと大変。

アーチー(マーク・ストロング)ロンドン裏社会の一員で、レニーの右腕。

レニー・コール(トム・ウィルキンソン)ロンドン裏社会のボス。移民を嫌っている。

ユーリ(カレル・ローデン)ロシアの大富豪。ビクターという部下がいる。

ステラ(タンディ・ニュートン)頭脳明晰な美人会計士。ホモの弁護士と形だけの結婚をしている。常に危険な刺激を求めている危険な女性。

ワンツー(ジェラルド・バトラー)前科者でレニーに借金がある。マンブルズ、ボブの親友。「ワイルドバンチ」の常連客。

マンブルズ(イドリス・エルバ)黒人の前科者で、レニーに借金がある。ワンツー、ボブの親友。「ワイルドバンチ」の常連客。

ボブ(トム・ハーディー)通称ハンサム・ボブ。女好きと言われているが、実はゲイ。ワンツー、マンブルズの親友で、「ワイルドバンチ」の常連客。密告者のせいで、刑務所行きが決まっている。

タンク(ノンソー・アノジー)凄腕の情報屋。体格のいい黒人で頭が切れる。

ジョニー・クイド(トビー・ケベル)ドラッグジャンキーのロックスター。レニーの前妻の連れ子で、レニーにとっては義理の息子。レニーとは仲が悪い。事故死したと報道されるが、友人ピートと隠れていただけだった。

<MIHOシネマ様から引用>

これは地味に豪華キャストだ。ホント地味に。そして数が多い。一人一人背景があるのも厄介だ。

この人数が多いせいで話しのテンポが悪くなっているのと、話を纏められなかったというとんでもない副作用を引き起こしている。


主人公3人組/ジェラルド・バトラー、イドリス・エルバ、トム・ハーディ。

『300』の主演、『マイティ・ソー』のヘイムダル、『ヴェノム』の主演。豪華!強い!

この映画のトム・ハーディは珍しく可愛い役だったので彼のファンは見るべき。意外とゲイ役が似合う!


裏社会のドンからは二人。トム・ウィルキンソンとマーク・ストロング

『フィクサー』でアカデミー賞にノミネート、『キングスマン』のレギュラー。

マークストロングは抜群にかっこよかった。ドンの右腕としての有能感と裏切りを知った後の容赦ない感じ。最高です。


こんな感じで無駄に人が豪華かつ多いせいでまとまらなかった。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』が人数の限界だったんじゃないかと思われる。

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ロックンローラの終わり方はなんだ。

ロックンローラ

ストーリーの解説は大変なので割愛。ストーリー自体は悪くなかったはず。テンポは良くなかったけど。

ただ、全てを台無しにしたのがラスト。なんだあの終わり方は。

この映画は一枚の”幸運の絵”を巡って様々なトラブルが起きるのだが、まあいつものガイ・リッチー映画のように綺麗に収束していくと思われた。途中まではいい感じで持っていってたし。

でも見事に裏切られる。

物語の終盤、問題の”幸運の絵”はワンツーからステラにプレゼントされる。そのステラの元にロシアの実業家(マフィア)ユーリが表れる。

そしてラストシーン。問題の絵は何故かアーチーの車のトランクに入っており、薬物依存の更生施設から退院したジョニーに退院祝いとしてその絵を渡す。

いつアーチーの元に絵が渡ったんだ?

ステラはどうなったの?

大富豪ロシア人の腕1本と足1本て?きっとユーリの事だけど、その描写は絶対に必要だろ!

最後の最後

ジョニー&アーチーとワイルドバンチが再結集 ”リアルロックンローラ”乞うご期待。

こんな終わり方ある? 責任持って続編を作ってください。説明不足が過ぎます。

『ロックンローラ』のまとめ。

ロックンローラ

ガイ・リッチーなら似たテイストで圧倒的に出来が良い他の映画があります。

なのでわざわざこの映画を見なくてもいいかと。

もし続編が奇跡的に作られて、それが何故か爆発的に面白ければ見なければいけなくなりますね。

それまでは後回しでいいです。

U-NEXT/Hulu/PrimeVideoで配信中。

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『ロックンローラ』のスタッフとキャストの他の映画

監督:ガイ・リッチー:『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

ジェラルド・バトラー:『完全なる報復

トム・ハーディ:『ブロンソン』/『欲望のバージニア

イドリス・エルバ:『ルーザーズ』/『マイティ・ソー

マーク・ストロング:『キングスマン

トム・ウィルキンソン:『ワルキューレ』/『エターナル・サンシャイン


*本ページの情報は2018年10月時点のものです。
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