『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』☆☆☆☆☆☆☆☆ ガイ・リッチーの最高傑作 ネタバレ映画レビューブログ

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ ☆☆☆☆☆☆☆☆




ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

デビュー作にして最高傑作。

【ストーリー】

本作で一躍名を成したイギリスの俊英、ガイ・リッチー監督・脚本によるクライム・ムービー。一攫千金を狙う4人の若者を軸に、ギャングやマフィアが入り交じって繰り広げる群像劇を独特のユーモアを交えて描く。巧妙なストーリー展開やテンポある演出に加え、多彩な登場人物が見せる妙な味わいが秀逸。ロンドンの下町に生きるエディはある日、仲間3人から金を集め、ギャンブルに投資するが惨敗。逆にその元締めに多額の借金を背負ってしまう。返済猶予は一週間。途方に暮れるエディたちだったが、彼らは偶然隣人の強盗計画を耳にする。

【キャスト】

ニック・モラン:エディ

ジェイソン・ステイサム:ベーコン

ジェイソン・フレミング:トム

デクスター・フレッチャー:ソープ

スティング:JD

スティーヴン・マッキントッシュ:ウィンストン

ヴィニー・ジョーンズ:ビッグ・クリス

レニー・マクリーン

P・H・モリアーティ

【スタッフ】

監督:ガイ・リッチー

製作:マシュー・ボーン

脚本:ガイ・リッチー

音楽:デヴィッド・A・ヒューズ/ジョン・マーフィ

1998年 107分

<allcinema ONLINEより>

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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズがデビュー作。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

ガイ・リッチーのデビュー作にして最高傑作。

彼はこの映画のせいで後に苦しめられたに違いない。

何を撮ってもこれに近い映画になる。

そしてこの映画を超えられる映画がない。

一応原作があるシャーロック・ホームズでスランプは脱したようだけど。

それぐらいこの映画は衝撃的だった。

同じ時間軸で様々な登場人物が入り乱れる。

コメディとバイオレンスの要素が絶妙な塩梅で配分されている。

キャストも当時はほぼ無名のキャストを使用し、その荒さがいい方向に出ている。

お金もあまりかけていない安っぽい感じもこの映画には良い方向に働いている。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズは奇跡のタイミングで出来た映画なのだ。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズの登場人物。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

登場人物が非常に多いこの映画。

ざっと紹介します。


エディ:ニック・ラモン

ギャンブラー。相手の心理を読むのが上手い。親父のJDはバーを経営。

ベーコン:ジェイソン・ステイサム

盗品売り。

トム:ジェイソン・フレミング

盗品売買に片足だけ突っ込む。

ソープ:デクスター・フレッチャー

シェフ。法を犯さずクリーンだから”ソープ”。4人の良心。

ニック:スティーブン・マーカス

違法な商売をしている。盗品売買にどっぷり。

ハリー:P・H・モリアーティ

格の高いカードゲームの主催。ポルノショップを運営。街の有力者で恐れられている。アンティークの銃を部下に盗ませる。

バリー:レニー・マクレーン

ハリーの部下。水責めが得意。ハリーに頼まれた銃を部下2人に頼む。

クリス:ヴィニー・ジョーンズ

取り立て屋。ハリーから仕事を受ける。息子を大事にしている。

ロリー:ヴァス・ブラックウッド

高学歴の若者が作っているマリファナを仕入れて販売している。ヤバイ奴。マフィア。

街のギャング集団

マリファナを買っている若者達から金とマリファナの強奪を計画。エディの隣の部屋に住んでいる。


さらにもう何人かが登場し、全員が絡みます。

でも、そこまで混乱はしません。

理由はキャラが立っているから。

それがこの映画の凄い所。

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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのストーリー。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

エディ、ベーコン、トム、ソープの4人は2万5千づつ出し合って高額カードゲームを行いにハリーの元に行く。

そこでイカサマをされたエディは50万の借金を背負うことに。

普通にしていても返せない額で途方に暮れていた4人の元にある声が聞こえる。

壁が薄いため隣の部屋の声が聞こえてきたのだ。

エディの住んでいる部屋の隣にはギャングが住んでいて、彼らはマリファナを製造している若者達を襲いお金とマリファナを強奪する計画を立てていた。

それを聞いたエディ達はギャングが強奪した物を横取りしようと考える。

ギャング達は金とマリファナを強奪し部屋に帰ると、エディ達が待ち伏せしていて全てを奪われる。

金と麻薬を奪ったエディ達は麻薬の売り先をニックに任せる。

ニックが麻薬を売ろうとした人物はロリー。

ロリーは元々ギャングが襲った若者達から麻薬を買い捌いていた人物だった

ニックからエディ達の居場所を聞き出したロリーは銃を持って部下と共に向かう。

麻薬と金を奪われたギャング達はひょんな事から隣の部屋(エディの部屋)に金と麻薬がある事に気づく。

ギャング達がエディの部屋から麻薬や金を運んでいる時にロリー達と鉢合わせる。

そこで撃ち合いになった結果ほぼ全員が死んでしまう。ロリーも含め。

ギャングの1人は金と銃を持って逃げる。

だが、そこに現れたクリスに金と銃を奪われる。

クリスはハリーにエディ達の取り立てを頼まれていた人物だった。

そこにエディの部屋から出てきたギャングに鉢あったのだ。

銃はハリーが探していたアンティーク銃だった為、ついでに奪ったのだ。

金と銃をハリーに渡したクリスは報酬を得てハリーの元から去る。

それを見ていたのがバリーの手下の2人。

この2人はバリーから銃を奪うように言われていたが所在が掴めずにいた。

だが、クリスがその銃を持っている所を見つけて後をつけていたのだ。

2人は銃を奪いに行く。そこがハリーの所だとは知らずに。

そこで撃ち合いになったハリーと2人。ちなみにそこにはバリーもいた。

結果は全員が死亡。

そこに表れたのが金を奪われ、返済ができなくなった説明をしに行こうとしたエディ達。

全員が死んでいる事に驚いたが、そこに置いてある現金と銃を奪う。

そこに現れるのがクリス。

それぞれが牽制した結果、銃はエディ達に現金はクリスが持って別れる。

終わってみればエディ達の手元には銃しか残っていなかった。

その銃もこれらの事件の関わりの証拠になる為処分をしようとする。

だが、クリスがエディ達の元に現れ一冊のカタログを置いていく。

そこには銃が30万ポンドの値打ちがあると書かれていた。


文字だとこの映画の良さは全く伝わらない。

同じ時間軸でそれぞれの登場人物の物語が進み、重なり合う。

これが本当によく出来ている映画です。

この映画は都合よく主人公達が助かります。

でも、ただの御都合主義映画とは感じさせない。

それは主人公と敵という簡単な構図ではなく、様々な人物が入り乱れるからだ。

それがバチバチとはまり、結果的に主人公達が助かる。

不思議な爽快感が味わえます。

出てくるキャラ達もマフィアやギャングなどでバイオレンス描写も多い。

だが、基本軽い。

コメディ要素の多い会話や無意味でおしゃれな会話、ふざけた振る舞いなど。

マリファナが出てきて、強盗をしてたくさんの人が死ぬのに軽い。

これをどう捉えるかでこの映画の評価で差が出ると思う。

僕はこの無意味な107分が心地よかった。

でも、エディが終盤に言う

「俺らは何も悪い事はしていない」

このセリフだけがどうしても好きになれなかった。

悪い事はしてるし、ただ逃げてるだけの発言に聞こえた。

そこまでして軽さを演出しなくても。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のまとめ

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

見なければいけない映画です。

ガイ・リッチーとマシュー・ボーンの原点なので。

無意味でおしゃれな107分。

名作と呼ばれるのに何の教訓もありません。

でも、この映画にしかない爽快感。

似たような群像劇はあるけど、これほど完成度が高い映画は他にありません。

宮藤官九郎が木更津キャッツアイの脚本で影響を受けているのがよく分かる。

U-NEXT で配信中。

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*本ページの情報は2018年12月時点のものです。
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