『ナイスガイズ』☆☆☆☆ ノットナイス 役者の無駄遣い! ネタバレ映画レビューブログ

ナイスガイズ ☆☆☆☆




ナイスガイズ

役者の無駄遣いが逆に凄い!

【ストーリー】

1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理やりコンビを組まされ、行方不明になった少女捜しを手伝うハメに。さらにマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わり捜査を進めていくが、簡単に終わるはずだったその仕事は、とある映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす陰謀へとつながっていき……。

【キャスト】

ラッセル・クロウ:ジャクソン・ヒーリー

ライアン・ゴズリング:ホランド・マーチ

アンガーリー・ライス:ホリー・マーチ

マット・ボマー:ジョン・ボーイ

マーガレット・クアリー:アメリア・カットナー

キム・ベイシンガー:ジュディス・カットナー

【スタッフ】

監督・脚本:シェーン・ブラック

脚本:アンソニーバガロッツィ

2016年 115分

<シネマトゥデイより>

本当にありきたりな映画。ストーリーと笑いのセンスがない

ナイスガイズ

おじさん二人が出会い、トラブルに巻き込まれ、なんだかんだ仲良くなり、トラブルを解決していく。

本当にただそれだけの映画。

なんの裏切りもなく、なんの驚きもなく、無駄にたくさんの人が死ぬ。

コメディだからといってあまりにひねりがなさすぎないか。

笑いのセンスもないし。

流れ弾で関係ない人が打たれたりって面白いのか?同じ演出が5回ぐらいあったけどさ。

という事で良い所が全く見当たらないストーリーです。

リーサル・ウェポンの製作・脚本コンビですが、リーサル・ウェポンを見るき無くすわ!

無駄に豪華なキャスト 雑なキャラクター設定

ナイスガイズ

主演はラッセル・クロウとライアン・ゴズリング。

アカデミー賞俳優と、今をときめく俳優。豪華だ。

ただ、キャラクター設定も雑すぎやしないか。

酒に溺れたシングルファーザーで探偵のライアン・ゴズリング。

謎に腕っ節の強い示談屋のラッセルクロウ。

それぞれのキャラクターの過去の話しもほとんどなく深さがない。

だからキャラクターに愛着がわかない。

ライアン!なんで酒に溺れてるんだ?なんで頭は切れるんだ?なんで探偵やってるんだ?なんでシングルファーザーなんだ?

ラッセルクロウ!なんでそんな強いんだ?その説明はチラシ一枚でいいのか?未成年の女の子をなぜそんなに守りたいんだ?示談屋ってなんだ?なんでクラブの上に住んでんだ?

などなど掘り下げる所あるだろ!コメディ映画でも必要だろ!

ナイスガイズ唯一の救い アンガーリー・ライス

ナイスガイズ

ライアン・ゴズリングの娘役。

この子のお陰で最後まで鑑賞できたようなものである。

単純に可愛い。犯罪者にも優しい。そしてパパ思い。

普段はどうしようもないライアン・ゴズリングがたまに頭の切れる発言などをすると、こっそり嬉しそうな表情をする。

本当にこの子に救われましたね。

ちなみにスパイダーマン・ホームカミングにも出演してます。

『ナイスガイズ』のまとめ

ライアン・ゴズリングが好き、ラッセル・クロウが好きな人はお時間があるときにどうぞ。

アンガーリー・ライスの魅力を知りたい人はどうぞ。

同じコメディタッチで豪華俳優バディムービーなら『2ガンズ』の方がいいかな。

こっちはデンゼル・ワシントンとマーク・ウォルバーグ。

『ナイスガイズ』のスタッフとキャストの他の映画

監督:シェーン・ブラック:『アイアンマン3

ラッセル・クロウ:『ビューティフル・マインド

ライアン・ゴズリング:『ライアン・ゴズリング おすすめ映画ランキングまとめ