
役者の無駄遣いが逆に凄い!
【ストーリー】
1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理やりコンビを組まされ、行方不明になった少女捜しを手伝うハメに。さらにマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わり捜査を進めていくが、簡単に終わるはずだったその仕事は、とある映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす陰謀へとつながっていき……。
【キャスト】
ラッセル・クロウ:ジャクソン・ヒーリー
ライアン・ゴズリング:ホランド・マーチ
アンガーリー・ライス:ホリー・マーチ
マット・ボマー:ジョン・ボーイ
マーガレット・クアリー:アメリア・カットナー
キム・ベイシンガー:ジュディス・カットナー
【スタッフ】
監督・脚本:シェーン・ブラック
脚本:アンソニーバガロッツィ
2016年 115分
<シネマトゥデイより>
本当にありきたりな映画。ストーリーと笑いのセンスがない

おじさん二人が出会い、トラブルに巻き込まれ、なんだかんだ仲良くなり、トラブルを解決していく。
本当にただそれだけの映画。
なんの裏切りもなく、なんの驚きもなく、無駄にたくさんの人が死ぬ。
コメディだからといってあまりにひねりがなさすぎないか。
笑いのセンスもないし。
流れ弾で関係ない人が打たれたりって面白いのか?同じ演出が5回ぐらいあったけどさ。
という事で良い所が全く見当たらないストーリーです。
リーサル・ウェポンの製作・脚本コンビですが、リーサル・ウェポンを見るき無くすわ!
無駄に豪華なキャスト 雑なキャラクター設定

主演はラッセル・クロウとライアン・ゴズリング。
アカデミー賞俳優と、今をときめく俳優。豪華だ。
ただ、キャラクター設定も雑すぎやしないか。
酒に溺れたシングルファーザーで探偵のライアン・ゴズリング。
謎に腕っ節の強い示談屋のラッセルクロウ。
それぞれのキャラクターの過去の話しもほとんどなく深さがない。
だからキャラクターに愛着がわかない。
ライアン!なんで酒に溺れてるんだ?なんで頭は切れるんだ?なんで探偵やってるんだ?なんでシングルファーザーなんだ?
ラッセルクロウ!なんでそんな強いんだ?その説明はチラシ一枚でいいのか?未成年の女の子をなぜそんなに守りたいんだ?示談屋ってなんだ?なんでクラブの上に住んでんだ?
などなど掘り下げる所あるだろ!コメディ映画でも必要だろ!
ナイスガイズ唯一の救い アンガーリー・ライス

ライアン・ゴズリングの娘役。
この子のお陰で最後まで鑑賞できたようなものである。
単純に可愛い。犯罪者にも優しい。そしてパパ思い。
普段はどうしようもないライアン・ゴズリングがたまに頭の切れる発言などをすると、こっそり嬉しそうな表情をする。
本当にこの子に救われましたね。
ちなみにスパイダーマン・ホームカミングにも出演してます。
『ナイスガイズ』のまとめ
ライアン・ゴズリングが好き、ラッセル・クロウが好きな人はお時間があるときにどうぞ。
アンガーリー・ライスの魅力を知りたい人はどうぞ。
同じコメディタッチで豪華俳優バディムービーなら『2ガンズ』の方がいいかな。
こっちはデンゼル・ワシントンとマーク・ウォルバーグ。

『ナイスガイズ』のスタッフとキャストの他の映画
監督:シェーン・ブラック:『アイアンマン3』
ラッセル・クロウ:『ビューティフル・マインド』
ライアン・ゴズリング:『ライアン・ゴズリング おすすめ映画ランキングまとめ』