子供のいじめから反撃、そして、、、
【ストーリー】
まな娘マディ(イザベラ・ヴィドヴィッチ)のためにも、犯罪や暴力とは無縁の生活を送ろうと決意した元麻薬潜入捜査官フィル(ジェイソン・ステイサム)。亡くなった妻の故郷である田舎町に移り住んだ彼らだったが、町を支配する麻薬密売人ゲイター(ジェームズ・フランコ)が近づく。あるたくらみを実現させるために二人を利用しようと、ずる賢い手段を次々と繰り出していくゲイター。マディの身に危険が迫ったことで怒りを抑え切れなくなったフィルは、単身でゲイターと仲間たちを倒そうとする。
【キャスト】
ジェイソン・ステイサム:フィル・ブローカー
ジェームズ・フランコ:ゲイター・ボーダイン
ウィノナ・ライダー:シェリル・モット
ケイト・ボスワース:キャシー・ボーダイン
ラシェル・ルフェーブル:スーザン
フランク・グリロ:サイラス
クランシー・ブラウン:ロドリゲ保安官
イザベラ・ヴィドヴィッチ:マディ・ブローカー
マーカス・ヘスター
オマー・ベンソン・ミラー
チャック・ジトー
プルイット・テイラー・ヴィンス
リンズ・エドワーズ
【スタッフ】
監督:ゲイリー・フレダー
製作総指揮:ジェームズ・D・スターン/ダグラス・E・ハンセン/アヴィ・ラーナー/トレヴァー・ショート/ボアズ・デヴィッドソン/レネ・ベッソン/マーク・ギル
原作:チャック・ローガン
脚本:シルヴェスター・スタローン
音楽:マーク・アイシャム
2013年 100分
<シネマトゥデイより>
バトルフロントの圧倒的なスケールの小ささ。
ジェイソン・ステイサム主演。
この言葉には安心感がある。
日本でいう『暴れん坊将軍』『水戸黄門』みたいなもんだと思っている。
彼の映画は何も頭を使いたくない時に見る事が多いのだが、この映画も頭を使わなくていい。
なんならいつも以上に頭を使わないだろう。
なぜならスケールがめちゃめちゃ小さいのだ。
トラブルに巻き込まれたきっかけは学校で起きたケンカだ。
娘と学校の男の子の。
そこから地元の麻薬ディーラーや過去の麻薬組織に繋がり、最後は全員倒すんだけど、、、
最初は娘のケンカだよ?
そこから何人も死ぬ事件が起きるって、、もおちょっとストーリー考えよ。スタローンさん。
そおなのだ、この映画の脚本はあのシルヴェスタ・スタローンなのだ。
アクションはいつも通り楽しいんだけど、ちょっと少ないかな。でも悪くはない!
ただ、テンポがあまり良くないし、、あのジェームズ・フランコもウィノナ・ライダーも魅力ゼロだ。
見終わってから気づいたけど、この映画あまり面白くない。
安心のジェイソン・ステイサムだったのに。
バトルフロントのストーリーの省きっぷりよ。
インターポールに所属し麻薬組織に潜入捜査をしていたブローカー(ジェイソン・ステイサム)は組織を壊滅させる。
だが、麻薬組織のボスを逮捕する際に、ボスの息子が不審な動きをしたため息子は射殺される。
ボスから恨みをかったからなのかは分からないが、ブローカーはインターポールを退職。
娘と2人で田舎町で暮らし始める。ちなみに妻は亡くなっている。
娘が通っている学校でいじめっ子が娘にちょっかいを出す。
娘は父からケンカを教えてもらっていた為、いじめっ子を撃退。いじめっ子鼻血。
いじめっ子の母親がドラッグ中毒のヒステリー持ちで兄がドラッグディーラー。
息子がやられて恥をかいた。兄貴(デイブ・フランコ)あいつを懲らしめて!
って事で兄貴はブローカー家に潜入。車をパンクさせ個人情報を持ち去る。
その情報に過去の麻薬組織についての記述があった。
たまたま組織との繋がりがあった兄貴はブローカーの居場所を組織に教える。
組織の連中ブローカーを襲いに行くも返り討ち。
だが娘を兄貴の連れ(ウィノナ・ライダー)に攫われる。
怒るブローカー。兄貴を追い詰める。
娘を取り返し兄貴をボッコボコに。
頭を打ち抜こうとした時、娘がドン引きの表情で眺めていた。
娘に助けられたなと捨て台詞を吐くブローカー。
最後は刑務所にいる麻薬組織のボスを脅して終了。
いやーめちゃめちゃ大味だ。
アクション映画だから中身は期待してないのにそれを下回ってくる凄さ。
兄貴と地元警察との黒い繋がりとか、
カウンセラーさんとの恋仲とか、
ヒステリックママが急にまともになったり、
子供同士の仲直りした後の友情もなかったり、
ウィノナ・ライダーじゃなくてよかった娼婦だったりと、、
デイブ・フランコの小悪党具合だったり、、
めっちゃ雑だ!!
冒頭から嫌な予感はしていたのだ。
ジェイソン・ステイサムの長髪。(マジで似合ってない)
コントでつけるようなカツラなの?ってぐらいクオリティも低い。
お客さんを長髪で騙しにくるって、、誰に対しての潜入捜査だよ!
バトルフロントはジェイソン・ステイサムだけで良かったんじゃないの?
有名なのはジェイソン・ステイサムだけで良かった。
他の中途半端に豪華なキャストが邪魔だ。全然見せ場もないし。
ジェームズ・フランコは大好きだし、『猿の惑星:創世記』とか『127時間』とか良い作品の主演を張るような人だ。
最近はセクハラの問題があったりするけど、、好きな事には変わりない。
でも、この映画の彼の酷さ。
小物中の小物なのだ。
田舎で麻薬を捌いてブイブイ言わせてるんだけど、ブローカーを売る為に大手麻薬組織と接触したあたりから雲行きが怪しくなる。
まず自分は直接会いに行かない。口実を作ってたけど、ビビってるのが丸見えなのだ。
結局麻薬組織の連中に乗り込まれて会う事になるんだけど相手にもされない。
最後は謎にジェイソン・ステイサムの娘を誘拐してボコボコにされるし。
誘拐の目的は??と思ったのは僕だけじゃないはず。
ウィノナ・ライダーはただの娼婦だった。
ジェームズ・フランコに雑に犯され、麻薬組織の連中にも関係を迫られ、最後まで何も良い所も見せ場もなし。
何で出演したのか本当に分からない。
キャストの無駄遣いだ。
『バトルフロント』のまとめ
ジェイソン・ステイサムの映画なら他にもっと良い映画があります。
父と娘の友情とかもあるけど、、
わざわざこの映画を見る必要はないでしょう。
最後、ジェームズ・フランコをボコボコにしている時の娘のドン引きしている表情。
これだけは一見の価値ありますが。あの表情はリアルでしょう。
U-NEXT/PrimeVideo/Netflixで配信中。
『バトルフロント』のスタッフとキャストの他の映画
監督:ゲイリー・フレダー:『サウンド・オブ・サイレンス』
ジェイソン・ステイサム:『ジェイソン・ステイサム おすすめ映画ランキングまとめ』
ケイト・ボスワース:『アリスのままで』
*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。