もう神々の戦いは見ない!
【ストーリー】
魔物クラーケンを倒してから10年、ペルセウス(サム・ワーシントン)は男手一つで息子を育てていた。そんな折、神々とタイタン族の地上の支配権をめぐる戦いは日ごとに激しさを増していく。神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)と人間の母の間に誕生したペルセウスは、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)の父への裏切りを知り……。
【キャスト】
サム・ワーシントン:ペルセウス
リーアム・ニーソン:ゼウス
レイフ・ファインズ:ハデス
ダニー・ヒューストン:ポセイドン
エドガー・ラミレス:アレス
ロザムンド・パイク:アンドロメダ女王
ビル・ナイ:ヘパイストス
トビー・ケベル:アゲノール
ジョン・ベル:ヘレイオス
リリー・ジェームズ:コリーナ
アレハンドロ・ナランホ
フレディ・ドレイブル
キャスリン・カーペンター
マット・ミルン
ケット・タートン
シニード・キューザック
スペンサー・ワイルディング
【スタッフ】
監督:ジョナサン・リーベスマン
製作総指揮:トーマス・タル/ジョン・ジャシュニ/カラム・マクドゥガル/ケヴィン・デラノイ/ルイ・ルテリエ/
脚本:ダン・マゾー/デヴィッド・レスリー・ジョンソン
音楽 :ハビエル・ナバレテ
2012年 99分
<シネマトゥデイより>
タイタンの逆襲は、タイタンの戦いの続編!よくもまあ作ったもんだ!
『タイタンの戦い』から2年後に作られた『タイタンの逆襲』
よくもまあ作りました。
興行収入が好調だったとは言え、あまり面白いとは言えなかった映画です。
しかも凄いことに豪華キャストが継続して出演してるんです!
面白くなかったのに!
そして、タイタンの逆襲も面白いとは言えなかった。
前作と全く同じ印象。
派手で豪華だけど、ひどいストーリーと感情移入出来ないキャラクター。
神々の戦いの前に人間兵士達の無力さ。
めっちゃ戦略考えて配置を考えて対策してるんだけど、、全然意味ない!
もうね、大きさも違うし兵士たちは弱いし!
だって相手は神とかクリーチャーですよ。
どう頑張っても無理!
神々の戦いは僕には向いてなかった。
アクションシーンも全然駄目だった。
タイタンの逆襲のストーリー(ネタバレ)
クラーケンを倒してから10年後、ペルセウス(サム・ワーシントン)は最愛の妻であるイオとの一人息子と漁師として生活していた。
そんなペルセウスの元にゼウス(リーアムニーソン)が現れる。
冥府の迷宮のタルタロスが開き始め、現世に危機が迫っている事を告げる。
神々は人々の祈りによって力を得ていたが、人々からの信頼を失った今、力を失いつつあった。
そこでペルセウスに助けを求めるのだった。
その後ゼウスはポセイドンとハデスと共に冥界に行き、タルタロスを修復しようとするがハデスと息子のアレスに裏切りに遭い囚われてしまう。
ハデスとアレスはゼウスの力をクロノスに渡す代わりに、不老不死の力を手に入れる契約をしていたのだ。
クロノスはゼウスの父で、過去にゼウス達により囚われていた。
ペルセウスはゼウスの申し出を断るが、街がキメラに襲われたのと、ゼウスが囚われた事を知り助けに行く事に。
半神の仲間を探せという助言で、ポセイドンの息子とアンドロメダ女王と共に助けに向かう。
様々な困難を乗り越えてゼウスの元に辿り着いた3人。
ハデスもゼウスの説得によりクロノスの復活はマズイと気づき、ゼウスを解放しようとするがアレスが邪魔をする。
どうにかゼウスを連れて現世に帰ってきた3人。
だが、ゼウスは生き絶える寸前だった。
クロノスを倒す為には三重の槍(ポセイドンの槍、ハデスの槍、ゼウスの槍)が必要だった。
だが、ペルセウスの元にはゼウスの槍がなく、アレスが持っているのだった。
ペルセウスはアレスを現世に呼び出し決闘をして勝利する。
一方、クロノスが現世に現れ様々なクリーチャーが街を襲う中、ハデスも現世に現れる。
ハデスは治癒能力によりゼウスに力を戻す。
ゼウスとハデスは街に現れたクリーチャー達を倒しクロノスの前に立つ。
そこに現れたのはペガサスに乗り三重の槍を手にしたペルセウスだった。
ペルセウスはゼウスとハデスの攻撃により怯んだ隙にクロノスを倒すのだった。
その後、ゼウスは力が尽きて消滅してしまう。
ペルセウスは息子にゼウスの剣を渡し、今後の戦いに備えるのだった。
タイタンの逆襲もイマイチ入り込めない。
結構雑にまとめました。
神々の話には入り込めない事を再確認しました。
ゼウス達神々が力を失ったのが、人々が信仰を失ったからってのがね、よく分からん。
クラーケン事件から10年経っても、まだ人々と揉めてんのかい!
神々の心は腐ってるんか!
ってか、タイタンの逆襲でもゼウスのクズっぷりは際立つ。
困った時のペルセウスって感じで現れて、都合よく助けてもらおうとするゼウス。
過去に騙して冥界送りにしたハデスに対して、お互い過去は忘れようぜ的に助けを求める。
もうこの神は嫌だ。
何でこんな奴が全能の神になってしまったんだ。
そして周りの奴ら優しすぎだろ。
ハデスなんて治癒までしちゃうし。
でも、このハデスとの胸熱な共闘は良かった!
と言うよりも、リーアム・ニーソンとレイフ・ファインズの共闘ね。
神なんてどうでもいいわ!
この渋いおっさん2人が手を合わせて戦うってのは熱い!
ただ、あまりにも強すぎて笑える!
初めて神らしい事してました!
武器ないけど大丈夫か?
みたいな会話をした後に、手からビーム。
めっちゃ強いじゃん!
このシーンは良し!
残念だったのはペルセウスとアレスの戦い。
アレスは戦いの神。
めちゃめちゃ強い。
ゼウスにもハデスにも互角に渡り合える。
当然ペルセウスはボッコボコにされる。
ただ、戦いがプロレスみたいだ。
神なんだよ?
ゼウスとハデスは手からビーム出してんだよ?
なのに途中ブレーンバスターしてたし、、
っで、最後は呆気なく刺された後に裸じめ。
何だよこの終わり方。
神って何なんだよ、、、
『タイタンの逆襲』のまとめ。
前作同様あんまり面白くなかった。正直。
でも、良かった所はあります。
最後の戦いで軍隊を襲いまくるクリーチャー。
幻覚を見せる角の短いミノタウロス。
ちょっと抜けてるサイクロプスなどなど。
前作ではあまり見る事の出来なかったクリーチャーが大量に出てきます。
そしてクロノス。
デカイ!ペプシのCMみたい!
こんな奴に人間が隊列を組む虚しさね、、よく勝とうとしたな。
ただ、残念な所もいっぱい。
前作の最後に生き返ったのに登場しなかったイオ(不老不死の設定がなくなってる)
10年経って可愛くなくなってたアンドロメダ女王(ロザムンド・パイクファンの方すみません)
すぐに死んでしまうポセイドンに、結局何もしないポセイドンの息子。
ビル・ナイが演じて、わざわざ会いに行ったのに何もしなかったヘパイストス。
めっちゃ弱いのにクロノスに勝っちゃうペルセウス。
これ以上続編が作られてない事に安心しました。
面白くないと言いつつまた見ちゃいますから。
『タイタンの逆襲』のスタッフとキャストの他の映画。
前作:『タイタンの戦い』
リーアム・ニーソン:『レクイエム/5分間の天国』
レイフ・ファインズ:『レッド・ドラゴン』
*本ページの情報は2019年2月時点のものです。
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