『22ジャンプストリート』☆☆☆☆☆☆ 最高のエンドロール ネタバレ映画レビューブログ

22ジャンプストリート ☆☆☆☆☆☆




22ジャンプストリート

前作とほぼ同じストーリー。でも良し!

【ストーリー】

2012年に公開され大ヒットとなったアクションコメディシリーズ「21ジャンプストリート」の続編。頭はキレるが運動はダメなデブ警官シュミットと、運動神経抜群なもののおバカなマッチョ警官ジェンコが麻薬捜査に挑む。高校に蔓延した麻薬ルートの撲滅という快挙を成し遂げた2人は、今度は大学で起きた麻薬事件を捜査するため、潜入を命じられた。さっそく大学生に扮して校内に潜入するのだが、ジェンコはアメフト選手となって活躍、シュミットは女子大生と恋仲になり、2人ともキャンパスライフを謳歌し始める。果たして、2人の麻薬捜査は成功するのか!?

【キャスト】

ジョナ・ヒル:シュミット

チャニング・テイタム:ジェンコ

ピーター・ストーメア:ゴースト

アイス・キューブ:ディクソン

ワイアット・ラッセル

アンバー・スティーヴンス:マヤ

ジリアン・ベル

ニック・オファーマン

キャロライン・アーロン

クレイグ・ロバーツ

マーク・エヴァン・ジャクソン

ジョー・クレスト

エディ・J・フェルナンデス

ダックス・フレイム

リチャード・グリエコ

セス・ローゲン

デイヴ・フランコ

【スタッフ】

監督:フィル・ロード/クリストファー・ミラー

製作総指揮:ブライアン・ベル/タニア・ランドー/フィル・ロード/クリストファー・ミラー/リード・カロリン/スティーヴン・J・キャネル

原作:パトリック・ハスバーグ/スティーヴン・J・キャネル

脚本:オーレン・ウジエル/ロドニー・ロスマン

音楽:マーク・マザースボウ

2014年 111分

<allcinema ONLINEより>

22ジャンプストリートは前作を超えられず!

22ジャンプストリート

この映画は『21ジャンプストリート』の続編です。

そして、やはり、この映画もか、、前作を超える事は出来なかった。

やはり続編は上手くいかない。

特にコメディは難しい。

なぜなら新鮮味が圧倒的に薄れるからだ。

22ジャンプストリートもそうで、前作とほぼ同じストーリーに似たテイストのギャグ。

もちろん前作のファンだからそれも嬉しいんだけど、超える事は出来ない。ブリー・ラーソンもいないし、、

でも、つまらなくはないです!

前作と同様に主演2人のしょうもない掛け合いも健在なんですが、今回はさらにアイスキューブ!

彼との絡みは最高です。

後は前作の犯人も刑務所のシーンで出てくるのですが、、最高です!

イチモツを失った彼がどうなったのか。どんな刑務所生活を送っているのか是非見てほしい!

若干のスケールダウンは否めないけど、今作も誰もが楽しめる作品に仕上がっています。

22ジャンプストリートのストーリーは前作と舞台が違うだけ!

22ジャンプストリート

高校への潜入捜査を成功させたシュミット(ジョナ・ヒル)とジェンコ(チャニング・テイタム)。

次は大学への潜入捜査を上司のディクソン(アイス・キューブ)から命じられる。

大学にもドラッグが蔓延していて、自殺者が出ていたのだ。

大学に潜入した2人は前作は簡単に見つけられた売人がなかなか見つからない。さすが大学生。

そこで手がかりを得ようと、前作で逮捕したドラッグディーラーに助言を求めに行く。

そこでタトゥーの手がかりを得た2人は、タトゥーショップでアメフトの奴に彫ったという貴重な情報を得る。

2人はアメフト部に潜入。

ジェンコは持ち前の運動神経ですぐに適応。チームメートとも打ち解ける。

だが、シュミットは打ち解けられずにいた。

シュミットは自殺した生徒が通っていた部活に顔を出し、マヤ(アンバー・スティーブンス)と良い関係になる。

マヤの向かいの部屋の生徒が自殺をしたのだ。

それぞれが捜査を進める中、ジェンコはどんどんアメフトにのめり込んで行く。

気が合う仲間と別の大学への移籍を考えるぐらいに。そこで奨学金を得ようともしていた。

シュミットとジェンコの仲も次第に悪くなる中、あっけなく犯人が捕まる。大学の講師だ。

2人はコンビを解散し、シュミットは公園のパトロール、ジェンコはアメフトと別々の道を歩く。

だが、そんな生活にだんだんと飽きてきた2人。離れた事により相棒の大事さを痛感していたのだ。

ジェンコは休みの日にシュミットに会いに公園に行く。

そこで真犯人はまだ捕まっていないと感じていた2人は犯人探しを続ける。

ある手がかりでメキシコに乗り込んだ2人は真犯人の逮捕に成功。

また次の任務を任命させられるのだった。


コメディだからストーリーに期待する人は少ないと思う。

でも前作は笑いの部分だけでなく、意外とストーリーがしっかりしていた部分が評価されたいた。

っで、今作である。

前作と全く一緒!!!同じ流れ!!!さすがにそれは駄目でしょ!!!

仲良しで始まり、仲が悪くなり、最後は元通りに。

もう少し変化が欲しかった。

前作がストーリーも楽しめた分ね、ハードルが上がってました。

ただ、今作はアイス・キューブ演じるディクソンが素晴らしい!

前作にも出演していたけど、あまり見せ場がなかった彼。

アイス・キューブが怒ったのかどうか知らないけど見せ場が多め。

彼は上司ではあるのだが、父親でもあったのだ。

誰のって、、シュミットが関係を持ったマヤである。

それが発覚してからのディクソンとシュミットのやり取りは最高でした。

そしてそれをちゃかすジェンコ。

この3人での絡みは前作ではなかったので良かったですね。

ディクソンはシュミットが報告に来た時は銃口向けてましたからね。

結局お仕置きとして股間にティーザー銃を撃ち込まれてました。

後は、前作を見ていたら笑えるってネタがふんだんに盛り込まれてるので、前作はマストで見てください。

面白さが半減するどころではないので。

22ジャンプストリートでこのコンビは見納めなのか、、、

22ジャンプストリート

ジョナ・ヒルとチャニング・テイタムの最高コンビ。

掛け合いももちろん面白いんだけど、ドラッグでトリップしてる所が最高です。

見た目からしてイケてないジョナ・ヒルがぶっ飛んでてもそこまでなんですが、個人的にはチャニング・テイタム!

彼は『マジック・マイク』で披露済みのキレッキレのダンスを見せてくれます。

それがなかなか滑稽で笑わせてくれます。

あとは、「いつか俺はホワイトハウスを守るんだ」発言。

これには笑いました。もっとコメディに出て欲しい。

後はアイス・キューブのキレっぷりも今作は楽しいです。

自分がいつもいる部屋の名前を”アイスキューブ”と名付けるノリノリっぷり。

『22ジャンプストリート』のまとめ。

22ジャンプストリート

前作のファン以外は楽しめない映画です。

でも、前作のファンだからこそ物足りなさも感じてしまいます、、、

終盤にジェンコが言うセリフ。

「摩擦のない関係を求めたけど、摩擦のない所に火はおきない 俺にはお前しかいない」

これにはちょっとグッときました。

そしてそこからエンドロールでのふざけっぷり。

まさかのセス・ローゲンの登場。

でも、こんなふざけたエンドロールを作るって事はもうこれで最後なんだと思います。

そう考えると悲しくなってきた、、コメディでこんなに悲しくなるなんて、、、

PrimeVideoで配信中。 

22ジャンプストリートのキャストの他の映画。

前作:『21ジャンプストリート

ジョナ・ヒル:『マネーボール』/『スーパーバッド 童貞ウォーズ』/『40歳の童貞男

チャニング・テイタム:『エージェント・マロリー』/『ワン・ナイト』/『サイド・エフェクト』/『マジック・マイク』/『ワン・ナイト


*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。