『ネオン・デーモン』☆☆☆☆☆☆ レフン監督、最後に突き放す ネタバレ映画レビューブログ

ネオン・デーモン ☆☆☆☆☆☆




ネオン・デーモン

途中までは心配でした。

【ストーリー】

16歳の美しい少女ジェシー(エル・ファニング)は、ジョージアの片田舎からロサンゼルスに出てきたばかり。彼女はインターネットで知り合いになったカメラマンを目指しているディーン(カール・グルスマン)が撮影してくれた写真を手に、モデル事務所に足を運ぶ。そしてオーナーのロバータ(クリスティナ・ヘンドリックス)は、彼女の才能を見抜き、即座に契約する。

【キャスト】

エル・ファニング:ジェシー

キアヌ・リーヴス:ハンク

クリスティナ・ヘンドリックス:ロバータ・ホフマン

ジェナ・マローン:ルビー

アビー・リー:サラ

デズモンド・ハリントン:ジャック

ベラ・ヒースコート:ジジ

カール・グルスマン:ディーン

【スタッフ】

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン

製作総指揮:クリストフ・ランデ/ブラヒム・シウア/クリストファー・ウッドロウ/マイケル・ベイシック/スティーヴン・マーシャル/ミシェル・リトヴァク/ゲイリー・マイケル・ウォルターズ/ジェフリー・ストット/マニュエル・シーシュ/マシュー・リード/ヴィクター・ホー/レイチェル・ディック/ソール・シグルヨンソン

脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン/メアリー・ローズ/ポリー・ステンハム

音楽:クリフ・マルティネス

2016年 117分 R15

<シネマトゥデイより>

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ネオン・デーモンはニコラス・ウィンディング・レフンなのに、、、

ネオン・デーモン

ネオン・デーモンは途中まで心配だった。

何故ならえらい分かりやすい映画なのだ。ニコラス・ウィンディング・レフンなのに。

普通の映画なら何も心配いらない。何ならその方が良いだろう。

でも、ニコラス・ウィンディング・レフンにそんな映画を誰も求めていないはずだ。

この監督は何を見せてくれたんだろ、、、

と、観た人を置いてけぼりにするのが彼の映画なのに。あっこれ褒めてます。

なので映画としてはそこそこ面白いですが、彼の映画としては若干不満です。

キアヌ・リーブスの無駄遣いはレフン監督だなーと思わされました。本当に無駄に使ってた。

ネオン・デーモンはニコラス・ウィンディング・レフン監督にしては珍しく分かりやすいストーリー。

ネオン・デーモン

エル・ファニング演じるジェシーがジョージアの田舎からLAに出てきてすぐにモデル事務所と契約。

その後モデルとしてすぐに売れっ子になるが、周りのモデルの嫉妬を買い、親しくしてたメイクとモデルの2人に殺される。

めちゃめちゃ簡単に書くとこれだけ。本当に分かりやすい。

特に混乱させる演出もありません。

でも、終盤。ストーリーが8割進んだあたり。レフン監督でした。

メイクとモデル2人がジェシーを殺した後に何をしたのかというと、、、食べました。ジェシーを。

その後、ジェシーを食べたモデルの1人が撮影中に体調が悪くなり、吐き出した物がジェシーの目玉。

「体からジェシーを出さないと」と錯乱し、ナイフでお腹を引き裂いて自殺します。

その吐き出された目玉を食べたのが、もう1人のジェシーを食べたモデル。彼女は撮影に戻ります。

これで映画は終了。

FOR LIV♡と唐突に表れ、乾いた大地が映し出される中、良い曲が流れます。

このLIVは監督の奥さんの名前です。何で奥さんにこんな映画を捧げたのかの解釈は任せます。

終盤の突き放し方が流石のレフン監督!

これが良いか悪いかは見る人次第でしょう。

目玉以外にも、この映画は様々なメタファーが描かれています。

・モーテルの部屋に現れるクーガー。クーガー!

・全裸のメイクから流れ出る血。

・キアヌ・リーブスに襲われる夢

・三角形の鏡の中にいるジェシー

ざっと挙げるとこんな映像が現れます。解釈は任せます。監督の説明もないので正解は分からないし。

これらの解釈を楽しむ人もいれば、流す人もいます。

僕はこれらの意味を自分なりに解釈はしようとするのですが、別に分からなくてもいいとも思っています。

無理して理解するのって不自然だなって思うので。

 

そおいえば両親が死んだ事になっていたけど、その理由を知りたかったな〜。彼女の過去が語られなかったのは不満です。

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ネオン・デーモンのエル・ファニングは素晴らしい。でもモデルとしては、、

ネオン・デーモン

エル・ファニングが良かった。本当に。

この映画はモデルの話なので、周りはスタイル抜群/高身長/顔いじりまくりの人達ばかりです。

その中でエル・ファニングも持つ柔らかい雰囲気。

食品添加物VSオーガニック

養殖VS天然

人工石VSダイヤモンド

この構図が良かったですね。

もちろんそれだけでなく、このオーガニック100%エル・ファニングは内にしっかりと毒を持っているのです。普段は出しませんが。

彼女は周りのモデル達を全員見下しています。

彼女らの美は天然じゃないから。

自分は周りと比べて圧倒的に美しいという自覚があるんです。

「皆 私になろうと必死 削って詰めて注射して絶食して願う 私の2流版でいいからなりたいって」

こんなセリフを笑みを浮かべながら言うんです。あのエル・ファニングが。成長したなー。

っが、ネオン・デーモンの最初から気になっていたのが、エル・ファニングがモデルって所。

根本から覆して申し訳ない。

エル・ファニングが他のモデルより圧倒的に人気というのが、、納得できない!

そんな美人かな?

可愛いのは間違いないんだけど。

ショーや撮影用に派手なメイクをするシーンが何回かあるんだけど、全然似合ってない。

メイクを落として素顔の時の方が魅力的だ。これは全男性共通の見解。のはず。

そこがずっと気になってしまい、しまいには「私は美しい事を知ってるの」とか言うもんだから、、

なんだかなぁ〜エル・ファニングをどうしても使いたかったのかな〜

彼女は全く悪くないんだけれども。

『ネオン・デーモン』のまとめ

ネオン・デーモン

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の中なら難解ではないので見やすいです。

なので彼のファンは物足りなさを感じるでしょう。

ネオン・デーモンは普通の映画と比較したらどうなの?と聞かれたら、、難しい。

決してつまらない映画ではないです。

あまり気構えず前情報なしでフラットな視点で見る事をオススメします。

この映画が難解だ。意味分からん。となったら後は『ドライブ』しかないですね。

ドライブでも無理なら彼の映画は全て無理でしょう。合わない監督っているもんです。

U-NEXT/PrimeVideo/Netflixで配信中。

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『ネオン・デーモン』のスタッフとキャストの他の映画

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン:『ドライブ』/『ブロンソン

エル・ファニング:『LOW DOWN ロウ・ダウン』/『20センチュリー・ウーマン』/『幸せへのキセキ

キアヌ・リーブス:『フェイクシティ ある男のルール』/『ギフト


*本ページの情報は2018年10月時点のものです。
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