アメリカ人大好き警察腐敗映画
【ストーリー】
ロサンゼルス市警のトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーヴス)は、かつてのパートナーを目の前で殺されたあげく、その犯人を取り逃がしてしまう。ところが、単なる殺人では終わらず、事件の裏には巨悪の陰謀が隠されていた。ラドローは踏みにじられたプライドを懸け、後戻りできない“エリア”に足を踏み入れる決意をするが……。
【キャスト】
キアヌ・リーヴス:トム・ラドロー
フォレスト・ウィテカー:ジャック・ワンダー
ヒュー・ローリー:ジェームズ・ビッグス
クリス・エヴァンス:ポール・ディスカント
コモン:コーツ
ザ・ゲーム:グリル
マルタ・イガレータ:グレイス・ガルシア
ナオミ・ハリス:リンダ・ワシントン
ジェイ・モーア:マイク・クレイディ
ジョン・コーベット:ダンテ・デミル
アマウリー・ノラスコ:コズモ・サントス
テリー・クルーズ:テレンス・ワシントン
セドリック・ジ・エンターテイナー:スクリブル
【スタッフ】
監督:デヴィッド・エアー
製作総指揮:アーノン・ミルチャン/ミシェル・ワイズラー
脚本:ジェームズ・エルロイ/カート・ウィマー/ジェイミー・モス
音楽:グレーム・レヴェル
2008年 109分
<シネマトゥデイより>
フェイクシティはよくあるロス警察腐敗映画
腐敗しがちなロス警察が舞台です。
監督はデヴィッド・エアー。この監督は元軍人という経歴だからか警察物や軍物が多い印象ですね。
『バッドタイム』『エンド・オブ・ウォッチ』『サボタージュ』など。
最近だと『スーサイド・スクワッド』が物議を醸しました。僕の感想は可もなく不可もなくです。何でデヴィッド・エアーが監督をやるんだろうとは思いましたが、、アメコミが全く似合わない、、
ただ、Netflixオリジナル映画『ブライト』これは酷かった。何で続編を作るんだ!制作費が高いだけじゃないか!
っで、この『フェイクシティ ある男のルール』この映画も可もなく不可もなくです。
いやーよくある映画でした。多分数カ月後には他の警察物と区別がつかない。
決してつまらない映画ではないんです。アクションはいいです。スタイリッシュじゃないジョン・ウィックみたいで。
あと、なかなかグロいシーンがあるので要注意。この監督の映画は急にハードになります。
フェイクシティは汚職警官だらけ。黒幕は5分で分かる。
主人公はキアヌ・リーブス演じるラドロー。ルール無視で容疑者を普通に撃ち殺すヤバイ刑事。
かつてのパートナーが目の前で殺されるのだが、犯人を取り逃がす。
殺され方が悲惨でして、、至近距離でマシンガンで蜂の巣。その後にラドローが駆け寄って「大丈夫か」と聞くんだけど、、お前こそ大丈夫か?
めちゃめちゃ目の前で蜂の巣にされてましたやん!犯人もそこまで撃たんでも!
その後、犯人を追わなくていい。この事件は忘れろと同僚が言う(明らかにおかしい)が独自に捜査を進める。
新しいパートナーがクリス・エヴァンス演じるディスカント刑事。
彼は全く良い所がなかった。やはりキャップになる前は魅力がない。あっさり殺されてビックリ。婚約中だったのに。嫁さんの描写もないし。見せ場もなく完全に捨て駒扱いだった。
独自捜査を進めた結果、一緒にチームを組んでいた2人に攫われる。こいつらが黒幕だった。
攫われた先で両手を縛られながらも反撃。1人はスコップで頭を一撃、もう1人は銃で撃ち殺す。
いやいやこいつら油断しすぎ!両手両足縛られた奴に負けるんんかい!
っで、黒幕のボスはフォレスト・ウィテカー演じるワンダー。ラドローのボスであり親友だと思っていた人物。
全然予想通り。何の驚きもない。始まって5分で分かるわ。
汚職警官のトップなだけあって、えげつないほど現金を隠しもってました。ちょっと笑います。見た事ない量。
ラドローを部下に始末させようとしたくせに、目の前にするとお前が必要だと言い、家族だと思ってると言うが、、ラドローは当然撃ち殺します。さすが。迷いなし。
最後はちょくちょく登場していた内務調査班にラドローが逮捕してくれと言うが、警察にはお前みたいな人が必要という事で無罪放免。
内務調査班もワンダーの汚職を知っていて、ラドローにやらせていたのだ。
この何とも言えない終わり方。
この内務調査部は要所でちょくちょく出てくるのだが、ほとんど何もしません。最後だけ。
せっかくヒュー・ローリーが演じているのに、、もっとストーリーに絡んでくればこいつらが黒幕なのか?と思わせる事が出来たと思うんだけど、、サスペンスにしたいのか、アクションにしたいのか中途半端になっちゃってました。
フェイクシティのダサいキアヌ・リーブスとクリス・エヴァンス
この2人のダサさにビックリするだろう。何がダサいって服装です。内容に関係ない事ですみません。
これが意味のないダサさでびっくりした。何か潜入捜査とか紛れる為にとかならまだ納得するけど普通に終始ダサい。
でも、アクションはさすがです!この映画で既にジョン・ウィックは誕生してました。
ジョン・ウィックの方が100倍カッコイイけど、、
クリス・エヴァンスは最初から最後まで見せ場がなかったので感想はダサいだけです。
キャップ以外で当たり役がないです、、
この2人よりも出番は少ないけどフォレスト・ウィテカーの方が存在感ありました。
圧倒的に貫禄があります!
『フェイクシティ ある男のルール』のまとめ
決してつまらない映画ではないので、好きなキャストが出ていれば見てもいいかもしれません。
でも、もしそうでないならわざわざ見なくていいと思います。
アクションなのかサスペンスなのかはっきりさせた方が良かった!
この監督で警察物なら『エンド・オブ・ウォッチ』の方がオススメです!
ただ、この映画と比べて圧倒的にハードなので覚悟はしておいてください。
PrimeVideoで配信中。
『フェイクシティ ある男のルール』のスタッフとキャストの他の映画
監督:デヴィッド・エアー:『エンド・オブ・ウォッチ』
キアヌ・リーブス:『ネオン・デーモン』『ジョン・ウィック』/『ギフト』
フォレスト・ウィテカー:『パニック・ルーム』/『サウスポー』
クリス・エヴァンス:『PUSH 光と闇の能力者』/『ルーザーズ』
ナオミ・ハリス:『素晴らしきかな、人生』/『サウスポー』
*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
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