『ブリッツ』☆☆ ブリッツのダサさ ネタバレ映画レビューブログ

ブリッツ ☆☆




ブリッツ

“ブリッツだ 稲妻って意味だ 覚えとけ”、、、

【ストーリー】

ロンドン市内で警官ばかりを狙う連続殺人事件が発生。正義感が強いあまり、犯罪者に対し手荒な制裁も辞さない熱血刑事ブラント(ジェイソン・ステイサム)を追う新聞記者はある情報を入手するが、その情報提供者ワイス(アイダン・ギレン)こそが殺人鬼、通称ブリッツであることを知る。ブラントの師や同僚たちを次々と手に掛けたワイスの最終的な標的は、ブラントだった……。

【キャスト】

ジェイソン・ステイサム:ブラント

パディ・コンシダイン:ナッシュ

エイダン・ギレン:ワイス(ブリッツ)

ゾウイ・アシュトン:フォールズ

デヴィッド・モリッシー:ダンロップ

マーク・ライランス:ロバーツ

【スタッフ】

監督:エリオット・レスター

製作総指揮:サミュエル・ハディダ/アルウィン・ハイト・カシュナー/ケン・ブルーウン/ニック・マンジー/ガイ・アヴシャロム

原作:ケン・ブルーウン

脚本:ネイサン・パーカー

音楽:イラン・エシュケリ

2011年 97分

<シネマトゥデイより>

ブリッツのピークは開始3分!

ブリッツ

なかなかひどい映画に出会ってしまった。

ジェイソン・ステイサムが主演の映画でこんなにモヤモヤするのは珍しい。

ただのスッキリ爽快アクション映画を期待していたのに裏切られる。

これはサスペンス映画だ。

まあジャンルはそこまで大きな問題ではない。

ただ、こんなにも魅力のないストーリーとキャラクターが揃った映画は珍しい。

開始3分。

ジェイソン・ステイサムが車上荒らしの若者3人をホッケースティックでボコボコにする。

これは良いぞ!容赦しない系ね!しかもホッケースティックの使い方も良い!

と期待していたのに、、、そこがピークだった。

その後アクションシーンはない。

犯人の魅力もない。

ストーリーも無駄な事だらけ。

警察は当然無能。

ジェイソン・ステイサムのわがままキャラが唯一良かった所か。

ブリッツには意味のないサブストーリーが多い。

ブリッツ

暴力警察官ブラント(ジェイソン・ステイサム)は数々の暴行容疑で起訴される寸前であった。

そんな最中、ある警官殺しの事件が起こる。

名誉挽回の為に事件の担当になったブラントは独自のルートで情報を集める。

警官殺しの犯人は自ら新聞記者に情報を流す。

そこで警官を8人殺すと言う。自らの名前はブリッツと名乗る。ちなみに稲妻って意味。

その後何人か警官殺しが続いた後、ブラントはブリッツを追い詰め逮捕する。

だが、物的証拠が何も残っていない為釈放する。

釈放はしたもののブリッツの監視は続ける。

殺された警官の葬儀に警官の格好をして紛れたブリッツがブラントを狙いにくる。

その動きを読んでいたブラントは相棒と共に反撃。

警官殺しのブリッツは捕まっていないという状況を利用して、警官の格好をしたブリッツを撃ち殺して終了。


だいぶ端折っている。

それはわざわざ書くまでもないストーリーが多すぎるからだ。

まずジェイソン・ステイサムの何故か相棒になっている刑事。

ゲイって事を同僚やジェイソン・ステイサムからめちゃめちゃいじられるんだけど、特に意味はないのだ。

ただゲイってだけ。ただ相棒なだけ。これなら誰でも良かった。

後は襲われた女性警官。

帰宅途中にブリッツに襲われるのだが、昔から可愛がってる少年に助けられる。

だが、その少年は目の前でブリッツに無残に殺されてしまうのだ。

泣き叫ぶ女性警官。

その後、彼女は自暴自棄になり、家でドラッグパーティーを開く。

いやいやいや、自分のせいでしょ!何被害者みたいにしてんのよ!可哀想な私じゃないよ!捕まえに行けよ!

と思わずにはいられない。

そしてこのエピソードは特にストーリーに必要ではなかった。

さらにこの女性警官は他の男性警官と良い仲になりそうになる。

でも夜に普通に帰された為に怒る。男って勝手よね。みたいな感じで。

いやいやいや、このエピソード一番いらんて!

その女性警官に何の思い入れもないから!男とどうなろうが気にならないから!

これらがブリッツに繋がったり、何かになればいいんだけど、、、それも無し。

ブリッツは最初から最後まで警察にイライラする映画です。

ブリッツのジェイソン・ステイサムは良し!

ブリッツ

ストーリーは駄目だしキャラクターも魅力ないしという映画で、唯一良かったのが主演のジェイソン・ステイサム。

彼の警官としてのキャラは良かった。

口が悪いのは当然なんだけど、ホームレスに奢らせるわ、駐車場の監視員の食べ物盗むわ、女刑事の酒も飲むわ、バーではお金払わないわとクズなんです。

しかも悪びれた様子もなく、当たり前の事みたいな表情なんですよ。

それがね、可愛くて、、今回はアクションがほとんどない分、可愛いジェイソン・ステイサムが見れます!

「”ブリッツ”だ? 何だそりゃ」

これをブリッツに半笑いで言う所は良かった!

『ブリッツ』のまとめ

ブリッツ

ジェイソン・ステイサム主演映画なのにアクションがほぼない。

彼の魅力はアクションだと思うけど、、、

さらにストーリーも面白くないとなれば救いようがありません。

ブリッツは例え時間を持て余したとしても、見るべき映画ではないです。

U-NEXT/PrimeVideo/Netflixで配信中。

『ブリッツ』のスタッフとキャストの他の映画

ジェイソン・ステイサム:『ジェイソン・ステイサム おすすめ映画ランキングまとめ


*本ページの情報は2018年12月時点のものです。

最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。