『陪審員』☆☆ これは陪審員の映画ではない!ネタバレ映画レビューブログ

陪審員 ☆☆




陪審員

アレック・ボールドウィンの気持ち悪さよ!

【ストーリー】

マフィアのドンとその孫が殺され、ファミリーのボス、ボファーノが逮捕された。この事件の陪審員に選ばれた女性彫刻家アニーのもとに、マークと名乗る男がやって来る。作品を買いたいと申し出、その紳士的な態度に心を開く彼女だったが、自宅に招待したとき彼の態度は一変する。“無罪と言わなければ息子の命はない”、彼はボファーノに雇われた殺し屋だったのだ……。息子の命を守るため嘘の証言をすることになった女性の孤独な戦いを描いた作品。

【キャスト】

デミ・ムーア:アニー・レアード

アレック・ボールドウィン:マーク・コーデル

ジョセフ・ゴードン=レヴィット:オリヴァー・レアード

アン・ヘッシュ:ジュリエット

ジェームズ・ガンドルフィーニ:エディ

リンゼイ・クローズ:タロー検事

マット・クレイヴン:ブーン

マイケル・コンスタンティン

トッド・サスマン

マイケル・リスポリ

【スタッフ】

監督:ブライアン・ギブソン

原作:ジョージ・ダウズ・グリーン

脚本:テッド・タリー

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

1996年 118分

<allcinemaONLINEより>

まずい。陪審員は盛り上がりに欠ける。

陪審員

陪審員は面白くない。物凄い眠くなる。

ストーリーが全く盛り上がる事がないのだ。

それなりに山場に見せようとはしている。

ここで盛り上がるんですよってシーンはある。

でも、全然だ。

誰が見たってそういう展開だろうなって事しかおきない。

主従関係であったマフィアのボスを爆破するシーンもそう。

親友が殺されるシーンもそう。

最後の遺跡での銃撃戦もそう。

せめて1つはぐらいは予想を超えて来てくれと思ったけど、そんな事はない。

あるとすればこの映画のタイトルに騙された感じだ。

『陪審員』

法廷物だと思っていた。

もっと緊迫のやり取りがあると思っていた。

弁護士でもなく、検事でもなく、容疑者でもなく、陪審員。

これはちょっと珍しい。面白くなりそうだ。陪審員同士のやりとりがたくさんあるんだろう。

でも、そんなシーンは合計10分もなかった。

簡単にマフィアのボスは無罪放免。

どう考えても無理がある判決。みんな頭大丈夫か?

この映画は陪審員の話しではなく、ただのマフィアに脅された女性の話しです。

ラストはグアテマラに行って派手なお祭りのシーンがあるんだけど、それは盛り上がりに欠けてる自覚があったのかな?と変な勘ぐりをしてしまうほどでした。

陪審員の陪審員は簡単に丸め込まれる陪審員(ネタバレ)

陪審員

陪審員のストーリーは、あるマフィアの裁判の陪審員になったデミ・ムーア演じるアニーが、無罪判決が出るように他の陪審員を説得するよう殺し屋に脅される。裁判で無罪を勝ち取った後もマフィアに狙われるという不幸な話し。

裁判物だと思って見てたのでストーリーをしっかり追わなければ(裁判物は複雑になりがち)と思っていたが、

そんな気負いは必要ありませんでした。

あっさり無罪になります。

熱のこもったアニーの説得により数々の証拠は無視され、推定無罪の法則だなどと議論になり、最初の評決では10対2で有罪が多かったのに、気づけば全員無罪に。

いやいや、みんな冷静になろう。

マフィアのドンを無罪ですよー。

証拠しっかりありましたよー。

と思わずにはいられなかった。

まあこの映画は陪審員の部分がメインではなかったので、あっさりしすぎててもいいのかも知れないけど、、もう少し面白く出来たでしょ。

無罪を勝ち取ってからはアニーが裏切らないように監視が始まります。

そこからは監視していた殺し屋がマフィアのボスを裏切って殺し、殺し屋をアニーが殺してハッピーエンド。

詳しく書くようなストーリーではないので割愛しました。この映画つまらないです。

陪審員のキャストは良し。アレック・ボールドウィンの気持ち悪さが特に良し!

陪審員

この映画を何で見たのかというと、ジョセフ・ゴードン=レヴィット目当てです。

彼はアニーの息子役なのだが、抜群に可愛い。もう顔は出来上がってます。

ただ、特に見せ場はないので彼目当ての人はちょっと不満だと思います。

デミ・ムーアは色気出しまくりです。ブラに盗聴器を隠すかね?と疑問に思わずいられませんでしたが、、まあサービスショットですね。

彼女でもこの映画のつまらなさを救う事は出来ず、不名誉な事にこの映画でラズベリー賞を受賞しました。半分はこの映画の中身のせいだと思いますが。

殺し屋役のアレック・ボールドウィン。彼は抜群に気持ち悪かった。完全に変態でした。

ターゲットだけど、彼女の事を好きになっていて、彼女も自分の事を好いていると思い込んでいる典型的なヤバイタイプ。

マフィアのドンと息子を殺すシーンはちょっと笑いました。

完全にシリアスな場面なんだけど、札束の入ったスーツケースに爆弾を隠し、ボスを爆破!

ボス迂闊すぎるだろ!後、手下ども!明らかにポケットに手を入れて何かを操作しようとしてただろ!緊張感ないんか!

その後、ボスの息子を殺す場面。水たまりに飛び込んで止めを刺すんだけど、殺した後に濡れた靴を気にする殺し屋、、

いや、気にするんかい!ざっぱーん嬉しそうに飛び込んでたのに。

まあこの辺は言いがかりです。もうこの映画に興味を失っていたので変な楽しみ方をしていました。

『陪審員』のまとめ

陪審員

特に面白くないので、キャストに興味がある人にしかオススメしません。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットは可愛いです。

デミ・ムーアはエロいです。

アレックボールドウィンは気持ち悪いです。

小学生の感想文みたいになってきた、、、

最後グアテマラの遺跡に舞台を移し、アレックボールドウィンを撃ち殺すのだけど、ロケ大変だっただろうなが感想でした。

緊迫感が全然ないサスペンスは退屈だ。

U-NEXTで配信中。 

『陪審員』のスタッフとキャストの他の映画

監督:ブライアン・ギブソン:『TINA ティナ』

デミ・ムーア:『ゴースト/ニューヨークの幻

アレック・ボールドウィン:『ローマでアモーレ』/『アリスのままで』/『アロハ

ジョセフ・ゴードン=レヴィット:『50/50 フィフティ・フィフティ』/『ドン・ジョン』/『プレミアムラッシュ』/『LOOPER/ルーパー』/『(500日)のサマー


*本ページの情報は2018年10月時点のものです。
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