エドワードノートンの出演作品の紹介が10本になったので、ここいらでランキング形式でまとめてみました。
彼の作品が見たいけど、何からみれば分からないという人の参考になれば幸いです。
ちなみに僕が一番好きな俳優です。
*新しいエドワードノートン出演作品を見たら随時更新していきます。
*あくまでも独断と偏見なので悪しからず。
1位.『アメリカンヒストリーX』怒りは君を幸せにしたか
エドワード・ノートン:元白人至上主義の狂人。ネオナチのリーダー。
マイベスト映画です。
白人至上主義の主人公の変化を中心に描いている差別がテーマの映画。
この映画は作られてから20年近く経っている。
それでも今見なければいけません。
世界に難民が溢れ、トランプ大統領がメキシコに壁を作ろうとし、EUが移民で頭を抱えている今だからこそ。
メッセージ性の強い映画ですが、エンタメ映画としても成立している稀有な作品。
エドワード・ノートンの怪演も見所です。
ちなみにアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。
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2位.『ファイト・クラブ』かっこいいの基準。
エドワード・ノートン:ファイトクラブの創設者。
かっこいいを突き詰めた映画です。
男でこの映画が嫌いな人はいないでしょう。
かっこいい男達が殴り合い、かっこいいセリフを吐き、かっこいい振る舞いをする。
衝撃のラストみたいな紹介もされますが、そこが主題ではないです。
この映画はオチがどうこうとかじゃなく、メッセージ性とかじゃなく、アートでもない。
ただ、かっこいいを突き詰めた映画なんです。
U-NEXT/PrimeVideo で配信中。
3位.『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』言葉で説明出来ない。
エドワード・ノートン:演技の上手いがアクの強い舞台俳優。
アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞を受賞したこの作品。
まあ文字だと伝わりづらい作品です。
この長回しは凄いと誰もが思うでしょう。
ストーリーは現在の映画業界への皮肉がたっぷり含まれ、主人公の過去の栄光と現在の衰退からの再起が描かれる。
“手軽にハマる低俗映画にバカが並んで金を払う”
こんな言葉が散りばめられてます。
キャストも全員はまり役で、エドワード・ノートンも久しぶりにアクの強い役。
演技の上手い舞台俳優というハードルの高い役ですが、完璧に演じてました。
彼の登場シーンは抜群にかっこいい!
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4位.『真実の行方』衝撃のデビュー作。
エドワードノートン:大司教殺しの容疑者。
エドワード・ノートン衝撃のデビュー作です。
この映画は何も予備知識を持たずに見て欲しい。
でも、この記事を見ている時点でそれは叶わない、、何てもったいない。
衝撃のラストです。
でも、ラストまではそこまで面白い訳ではありません。
それでも名作です。
それほどラストが秀逸。
エドワード・ノートンが完璧。
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5位.『25時』キャストに引き込まれる。
エドワード・ノートン:25時間後に刑務所に入る事になる主人公。
135分間、キャストの演技に引き込まれる映画です。
静かで重い映画。
眠くなってもおかしくないのに、気づいたら終わっていた。
そんな体験が出来る映画です。
途中にある約6分間の独白。
そこに監督であるスパイク・リーの気持ちが全て込められています。
このシーンは是非見てほしい。
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6位.『ラリー・フリント』ポルノ雑誌の発行から闘争。
エドワード・ノートン:駆け出しの弁護士。
ポルノ雑誌”ハスラー”の創業者であるラリー・フリントの成功と闘争を描いた話し。
ラリー・フリントを知らない、ハスラー誌を知らない人でも楽しめる映画です。
むしろ彼を知ってほしいから映画化したと思うので是非見てほしい。
ただのポルノ雑誌の発行人がこんな人生を歩むなんて誰も想像できないだろう。
表現の自由だからどんな表現をしてもいいのか。
これを考えさせられる意外と真面目な映画です。
エドワード・ノートンは終始ラリーに振り回される弁護士ですが、こんな名言を残します。
「何かが不愉快だからと壁を作れば ある朝突然思いもせぬ場所に壁を作られることになる そして何も見えなくなる それは自由じゃない 自由がなくなる どうか気をつけて」
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7位.『レッド・ドラゴン』ハンニバル・レクターシリーズ第3弾。
エドワード・ノートン:レクターと対等に渡り合ったFBI捜査官。
この映画は面白い!
レクター逮捕から始まり、連続殺人犯を追う為に協力を要請、家族を危険に巻き込むも犯人を逮捕。
非常に分かりやすいストーリー。
気持ちの悪い連続殺人犯。
アクの強い新聞記者。
羊たちの沈黙につながるラスト。
本当によく出来ています。
でも、ハンニバル・レクターシリーズの中で一番レクターが目立たなかったのがこの作品。
なので評価が非常に難しい。
エドワード・ノートン演じるウィルはこのシリーズで唯一レクターと渡り合った男。
そこに説得力を持たせたエドワード・ノートンはやはり凄いとしか言いようがない。
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8位.『ミニミニ大作戦』スタイリッシュな復讐劇。
エドワード・ノートン:無能な敵。
あっという間の110分。
中弛みなし。
豪華キャスト。
テンポが良い映画はこの映画の事を言うのだろう。
チームメンバーの役割もはっきりしていて混乱する事はないし、作戦がバチバチはまっていくのは見ていて気持ちが良い。
誰もが楽しめる映画に仕上がっています。
ただ、1つ難点を挙げるとすれば敵の無能具合。
作戦がバチバチはまっていくって事は、敵がその分やられている訳でして。
そして、それを演じるのがエドワード・ノートンという悲しみ、、、
彼のファンは複雑な気持ちになる映画です。
9位.『素晴らしきかな、人生』雰囲気は素晴らしい。
エドワード・ノートン:ウィルスミスの右腕。
豪華キャストが一同に見れるってだけで価値のある映画です。
ストーリーは置いといて。
決してつまらない訳ではないですが。
この映画のテーマは『愛・時間・死』です。
壮大なテーマに見せかけて浅い。
この豪華キャストで97分の上映時間って所がミソですね。
クリスマスシーズンのNYの街並みが見れるのは良かったです。
10位.『ムーンライズ・キングダム』ウェス・アンダーソンが好きな人だけ。
エドワード・ノートン:ボーイスカウトの隊長。
おしゃれ映画のトップをひた走るウェス・アンダーソンの作品。
彼の映画は誰が見ても楽しめる作品から、正直ファンじゃないとしんどい作品があります。
っで、この映画はギリギリ後者に属すると思う。
ある意味ウェス・アンダーソンの踏み絵的な作品。
お馴染みの豪華キャストを迎えながら、主人公は少年と少女。
あらゆるシーンに可愛いをギュッと詰め込んでいます。
ただ、最後の綺麗な終わり方は好きでした!
U-NEXT/Netflixで配信中。
11位.『スコア』演技派トップ3の共演。
エドワード・ノートン:知的障害者を装う泥棒の計画者。
のちにエドワード・ノートンは「脚本は好きではなかったが、ロバート・デ・ニーロとマーロン・ブランドと自分がポスターに写っている事を想像したら出演したくなった」と言って出演を決定した。
このコメントが全てを物語っています。
つまらない訳ではないですが、この3人を使っといてこんな映画にしちゃうの?
と非常に勿体無い。
U-NEXTで配信中。
12位.『デス・トゥ・スムーチー』ピンクでブラックなサイのコメディ。
エドワード・ノートン:クリーンなピンクのサイ。
監督はダニー・デヴィート。
ロビン・ウィリアムズ/エドワード・ノートン/キャサリン・キーナー
この地味に豪華なメンバーですが、日本未公開。
ただ、恐らく公開していても流行る事はなかっただろう。
このコメディ映画は完全に大人向けだ。
でも、テイストはホーム・アローンを見ている時と近い。
この絶妙なアンバランスさを楽しめるかどうか、、
「敵に回すサイを間違えたな」
この最後の捨て台詞を笑えるか笑えないか。
きっと笑えない人が多いんだろうな
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13位.『ラウンダーズ』ポーカーで人生が狂う話。
エドワード・ノートン:イカサマポーカー野郎。
若かりし頃のマット・デイモンとエドワード・ノートンが共演したこの映画。
正直あまり見所がありません。
全く裏切りのないストーリー。
共感できないキャラクター。
クズすぎるエドワード・ノートン。
「5分ぐらい真面目に生きろ」と親友に言われる。
少しでもギャンブルをした事があって、ポーカーを知っている人は楽しめるかもしれません。
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*本ページの情報は2018年12月時点のものです。
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