『ムーンライズ・キングダム』 ☆☆☆☆☆☆ ウェス・アンダーソン好きの人だけ ネタバレ映画レビューブログ

ムーンライズ・キングダム ☆☆☆☆☆☆




ムーンライズ・キングダム

ウェス・アンダーソン好きじゃないとちょっとしんどい。

【ストーリー】

1960年代ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し森で自由気ままに過ごしていた。一方、村では保安官(ブルース・ウィリス)やスージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していたのだが……。

【キャスト】

ブルース・ウィリス:シャープ警部

エドワード・ノートン:ウォード隊長

ビル・マーレイ:スージーの父ウォルト

フランシス・マクドーマンド:スージーの母ローラ

ティルダ・スウィントン:福祉局員

ジェイソン・シュワルツマン:いとこのベン

ボブ・バラバン:ナレーター

ジャレッド・ギルマン:サム・シャカスキー

カーラ・ヘイワード:スージー・ビショップ

ハーヴェイ・カイテル:ピアース司令官

チャーリー・キルゴア

ルーカス・ヘッジズ

【スタッフ】

監督:ウェス・アンダーソン

製作総指揮:サム・ホフマン/マーク・ロイバル

脚本:ウェス・アンダーソン/ロマン・コッポラ

音楽:アレクサンドル・デスプラ

2012年 94分

<シネマトゥデイより>

スポンサードサーチ

ムーンライズ・キングダムは、、面白いの?

ムーンライズ・キングダム

ムーンライズ・キングダムの監督、ウェス・アンダーソンの事は好きだ。

ダージリン急行』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』は何回も見ている。

ただ、ウェス・アンダーソンのファンは怖い。

彼が何を撮っても絶賛するからだ。

何を撮っても出てくる言葉は”オシャレ””可愛い””小物が”、、、こればっかりだ!

彼が撮ればその辺の石ころを撮っても可愛いと言うだろう。

でも、はっきり言う。この映画は普通だぞ。

レビューを見たら絶賛だらけでびっくりした!

ウェス・アンダーソンのファン以外ならどおって事ない映画です。

ムーンライズ・キングダムの凄い所は94分と短い映画にこれだけの豪華キャストが呼べる所だろう。

こんなに豪華なキャストが呼べるのは彼とウディ・アレンぐらいだ。

ムーンライズ・キングダムの世界観に入り込めるかどうかで決まる。

ムーンライズ・キングダム

舞台は1960年代ニューイングランド島。

ボーイスカウトのサム(ジャレッド・ギルマン)はある教会の劇で一目惚れした女の子スージー(カラ・ヘイワード)と駆け落ちを計画する。

サムは両親を幼い頃に亡くし、里親からも愛想を尽かされ帰ってこなくていいと言われる子供だ。

ボーイスカウトのキャンプ生活にも馴染めず、他のボーイスカウトから嫌われていた。

スージーも家族とは上手くいっていない。

母親(フランシス・マクドーマンド)は島の警察であるシャープ警部(ブルース・ウィリス)と不倫している。

父親(ビル・マーレイ)は”超問題児の対処法”を読むぐらいスージーに関して悩んでいた。

弟は3人いて兄妹仲は微妙だ。

そんな2人が文通をはじめ、それぞれボーイスカウトのキャンプ地と家から脱走。

2人で森で過ごす計画を立てる。

だが、当然ボーイスカウトの隊長であるウォード(エドワード・ノートン)とスージーの家族、島の警察は2人を探す。

2人は順調に逃げていたが、最後はあっさり捕まる。

里親からも見放されてるサムは孤児院に渡さなければならない。

だが、2人の逃亡を見て少しの間一緒に過ごしたシャープ警部がサムの里親になる事を決意。

最後はサムがスージーの部屋に忍び込み絵を描いている。

その絵は2人で一夜を明かした入江。だが、2人ともその入江の名前が気に入ってなかった。

「”3.25海里 潮流口”響きがよくない」

出来上がった絵に書いてあった新しい名前が”ムーンライズキングダム”

終了。


最後は綺麗にまとめたーこのラストは好きだー。

でもです、僕はあまりこの世界観に入り込めなかった。

ファンシーすぎる。

おしゃれや可愛いを狙いすぎてる感。

駄目だったなー。

脱走先に持っていく本やレコードプレイヤー、パイプやマスタードに毛皮の帽子。

もうお腹いっぱいだよ。

そんな甘いものばっかり食べれないよ。

でもこれがファンには堪らないんでしょうね。

あとは可愛いの演出の所ですね。

浜辺でレコードをかけてぎこちないダンス。そこからのキスだったり、

雷で打たれて真っ黒になった後のメガネの煤を拭いて「大丈夫」だったり、

エドワード・ノートンが濁流を飛び越える荒いCGだったり、その直前のテントの爆発もだ。

教会の塔からぶら下がった3人も!

ちょっとやり過ぎだって。

ムーンライズ・キングダムはストーリーが平坦であまり印象に残らない分、その甘さが際立つ。

可愛いタイトルにパッケージ、豪華キャスト騙されないように。

一番見る人を選ぶウェス・アンダーソン作品はムーンライズ・キングダムです。

スポンサードサーチ

ムーンライズ・キングダムのキャストは豪華だ!

ムーンライズ・キングダム

ウェス・アンダーソンの今までの作品も豪華だけど、ムーンライズ・キングダムも他の作品に負けじと豪華だ。

ブルース・ウィリス/エドワード・ノートン/ビル・マーレイ/フランシス・マクドーマンド/ティルダ・スウィントン/ハーヴェイ・カイテル/ルーカス・ヘッジズ

こんな短い映画にこれだけのキャストが。でも主演は子供2人っていうね。贅沢な使い方です。

何より嬉しいのがエドワード・ノートンがこの作品からウェス・アンダーソンファミリーに入った事!

昔の狂気を秘めた数々のキャラを封印し、今回は情けないボーイスカウトの隊長。

今までの彼が好きな人は若干戸惑うかもしれませんが、以外と情けない役が似合うんです。

他のキャストはなんか無駄に贅沢な感じでしたね。友達を呼んだ感じです。映画とるから遊びに来なよみたいな。

それぞれ警察と浮気してたり、娘に悩んでたり、などなどちょっとした悩みはあるんですが、そこが主題ではないのでほっとかれます。

それよりも子役の2人は良かった!

12歳という微妙な年頃を見事に演じてました。

それぞれがちょっと大人に見られたくて、自分は他の人とは違うと思われたくて、相手に良い所を見せたくてっていうシーンが満載でした。

多分、大人になって自分に子供が出来た時に見たらこの映画の感想も大きく変わるかもしれません。

『ムーンライズ・キングダム』のまとめ

ムーンライズ・キングダム

ウェス・アンダーソンの本当のファンかどうかが分かる映画です。ある意味踏み絵的な映画。

これを大絶賛した人、あなたは立派なウェス・アンダーソン教の教徒です。彼のどの作品でも楽しめるでしょう。

ムーンライズ・キングダムが苦手だった人、この映画だけで判断するのは早過ぎます。

彼は『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』など普通の人が見ても楽しい作品を撮っています。

これらにもウェス・アンダーソンらしさがふんだんに盛り込まれていますが見やすいはずです。これらを見てから判断してください。

これらを見て駄目だったあなた。もう諦めましょう。合う合わないはありますから。

U-NEXT/PrimeVideo/Netflixで配信中。

スポンサードサーチ

『ムーンライズキングダム』のスタッフとキャストの他の映画

監督:ウェス・アンダーソン:『ダージリン急行

ブルース・ウィリス:『LOOPER/ルーパー

エドワード・ノートン:『エドワード・ノートン おすすめ映画ランキングまとめ

ビル・マーレイ:『ヴィンセントが教えてくれたこと』/『ゾンビランド』/『アロハ』/『ダージリン急行

フランシス・マクドーマンド:『真実の行方

ティルダ・スウィントン:『少年は残酷な弓を射る

ルーカス・ヘッジズ:『マンチェスター・バイ・ザ・シー


*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。