『スウィート17モンスター』☆☆☆☆☆☆ 確かに17歳のモンスターだ ネタバレ映画レビューブログ

スウィート17モンスター ☆☆☆☆☆☆




スウィート17モンスター

ウディ・ハレルソンが最高。

【ストーリー】

恋愛に関する妄想を膨らませては何かと騒動を起こし、情緒不安定気味の母親(キーラ・セジウィック)や教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)らを翻弄(ほんろう)している高校生ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)。親友クリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)と一緒にいるときだけ安らげると思っていたが、彼女が人気者でエリートの兄ダリアン(ブレイク・ジェナー)と恋仲になり……。

【キャスト】

ヘイリー・スタインフェルド:ネイディーン

ヘイリー・ルー・リチャードソン:クリスタ

ブレイク・ジェナー:ダリアン

キーラ・セジウィック:モナ

ヘイデン・セットー:アーウィン

アレクサンダー・カルヴァート:ニック

ウディ・ハレルソン:ミスター・ブルーナー

【スタッフ】

監督:ケリー・フレモン・クレイグ

脚本:ケリー・フレモン・クレイグ

音楽:アトリ・オーヴァーソン

2016年 104分

<シネマトゥデイより>

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スウィート17モンスターは確かにモンスターだった。

スウィート17モンスター

スウィート17モンスターはえらい評価が高い映画です。

様々な海外の評価サイトでも軒並み高評価。

日本でも絶賛の嵐。

ただ、これは僕には少し難しかった。

何が難しいって、17歳の女の子の気持ちを想像し理解する事がです。

スウィート17モンスターの主人公は17歳の女子高校生。

まあこじらせてます。

兄貴とは反りが合わないし、母親との関係も微妙だし、親友には裏切られるし、好きだった人の前ではうまくいかないし、、、

ただ、原因はこいつなんですよ。

こいつはマジでモンスターなんです。

僕は人に厳しい性格だから、こんな奴を見ると、甘えんなって言葉しか出てこないんです。

周りの人達がどれだけお前に気を使ってると思ってんだ!

何か悪い事したか?

わざと傷つけたか?

勝手に被害者面すんな!

って思ってたら、気づくんです。

自分は可哀想な主人公を演じてたって。

いや、遅い。

多分、スウィート17モンスターは共感が多い映画なんだろう。

分かるわ〜その気持ち。

あったよね〜こんな時。

みたいな感じで、当時17歳だった自分に重ねて楽しむ映画なんだと思う。

男3兄弟で育った僕には、永遠に17歳の女の子の気持ちは分からないんだろう。

本当にこんな感じなの?

スウィート17モンスターのストーリー(ネタバレ)

スウィート17モンスター

高校2年生のネイディーンは自殺すると、教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)に言う。

時間は遡り、ネイディーンの過去に。

ネイディーンは、イケメンで優秀で優秀な兄のダリアン、ダリアンの事が大好きで反りの合わない母のキーラ、家族みんなが大好きな父がいた。

ネイディーンは小学生の頃にいじめに遭っていたが、唯一の救いが今でも親友のクリスタだった。

4年前に父が他界したが、ネイディーンは立ち直っていた。

ある日、クリスタがダリアンと勢いで関係を持ち、そのまま付き合うようになる。

ネイディーンはクリスタに、兄と私どちらをとるか選ばせる。

クリスタは選べないと断ったが、ネイディーンの方から絶好を言い渡すのだった。

ネイディーンは一人ぼっちになる。

クラスメイトのアーウィンはネイディーンに気があるようだが、ネイディーンは鈍くて気づかない。

ネイディーンは母と喧嘩をした後、憧れていたイケメンのニックに下品な内容のメッセージを誤送信してしまう。

これが冒頭の自殺する発言に繋がる。

その後、ニックから返信があり2人はドライブをする事に。

人気がない所で車を止めたニックは、ネイディーンとセックスをしようとする。

だが、ネイディーンにそんな気はなく、ニックは苛立つのだった。

そのまま何事もなかったが、ネイディーンはブルーナーに連絡を取り、迎えに来てもらう。

ブルーナーはネイディーンを家に連れて行き、迎えを呼ぶ。

ダリアンとクリスタが迎えに来たが、ネイディーンは意地を張り、帰らないと言う。

呆れたダリアンはネイディーンを置いて帰り、ブルーナーに任せる事に。

ネイディーンはブルーナーに送ってもらい、家に着くとダリアンに素直に謝る。

ダリアンはネイディーンを抱きしめるのだった。

素直になったネイディーンはクリスタとも和解し、アーウィンに誘われた学校映画祭に向かう。

アーウィンが作製した映画は、ネイディーンとアーウィンとの事だった。

映画が終わった後、アーウィンはネイディーンの元に。

2人はいい感じになる。

そして、アーウィンはネイディーンの事を仲間たちに紹介するのだった。

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スウィート17モンスターのモンスターっぷり。

スウィート17モンスター

ネイディーンがこじらせてるだけです。

自分に全く自信がない。

兄の事を妬み疎ましい。

母とは微妙な距離感。

親友が兄と付き合う。

性に興味はあるが、度胸はない。

憧れの人はいるけど、本当に好きではない。

自分に好意を寄せている人に気づかない。

でも気を持たせる。

周りからしたらネイディーンはだいぶモンスターです。

ただのワガママ。

17歳の女の子の感情をこの一言で片付けちゃいけないかもしんないけど、、

一応、原因はある。

大好きだった父親の死だ。

ネイディーンと一緒にいる時に、発作を起こし死んでしまった。

そして、ネイディーンは自分を肯定してくれる人を失った。

誰もが自分に自信が持てなくなる時に、支えてくれる人がいなかったのだ。

素直に自分の気持を言える人がいなかったのだ。

でも、気づかされる。

 

私は自分だけが不幸だと思って悲劇のヒロインぶってた

子供の頃から自分を認められなかった。

こんな嫌なヤツが私自身だなんて。

大嫌いだったわ。

自分の行動も嫌味な話し方も。

変わりたかった

すごく怖いの。

一生このままなんて嫌。

ごめんなさい

本当に

 

ネイディーンは最後に素直になれる。

それは兄のダリアンのお陰だった。

 

お前はどういでもいい

ここに来たのは自分の為だ

最高の人生さ

母さんをなだめるのも楽しい

荒れてる家庭が大好きで遠くの大学も諦めた。

最高だよ

ただ1人癒やしてくれる恋人はいるが

それで妹を苦しめてる。

お前は正しい。

最高の人生だ。

俺の勝ちさ。

 

ネイディーンはダリアンに嫉妬していた。

何でも器用にこなし、人付き合いも上手で、自信に溢れていた。

だけど、ダリアンも父の死はキツかった。

涙で枕を濡らしていた。

でも、人生を楽しんでいる。

と言うよりも、楽しもうとしている。

だから、俺の勝ちなのだ。

スウィート17モンスターのウディ・ハレルソン。

スウィート17モンスター

ネイディーンが主役なんだけど、僕は結構序盤で嫌いになってしまった。

この手の映画は向いていない。

でも、最後まで見れたのはちょいちょい出てくる教師のブルーナー先生。

ブルーナー先生を演じるのはウディ・ハレルソンで、もう最高です。

こじらせた17歳の女子高生。

わがままばかりで迷惑かけまくり。

でも、心に傷を負っている。

そんな子が見た目は完全に悪人のウディ・ハレルソンに相談しに来る。

この流れだと、単純に良い事や教訓めいた事を言う先生だと思うじゃないですか?

生徒に興味ない先生だけど、言うことは深く、生徒はそれによって救われるみたいな。

でも、ブルーナー先生は違う。

彼は、、特に何も言わない。

そんな分かりやすい事は言わない。

じゃあ何をしてくれるかと言うと、寄り添ってくれる。

しかもべったりではなく、最後の拠り所として。

何かあったら俺に連絡してこいって。

抜群にかっこよかった。

ブルーナー先生は教師歴が長く、こんな生徒は腐るほど見てきたんだろう。

他人の自分が何を言っても解決しないって分かってる。

だから、拠り所になるだけなのだ。

それで生徒の心が軽くなる事を知っているから。

ブルーナー先生の嫁がネイディーンに言う。

時間が解決してくれると。

その通りだった。

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『スウィート17モンスター』のまとめ。

スウィート17モンスター

女性、子供を持つ親、想像力たくましく、共感能力の高い男性なら楽しめると思います。

ネイディーンの気持ちが少しでも理解出来ないと、結構しんどい。

ただのワガママ娘にしか見えないから。

セックスしようってメッセージを送られた男の子はかわいそうだ。

いざはじめようとしたら、お喋りしようなんて。

ネイディーンに片思いしてた男の子もかわいそうだ。

呼んだら家に来て、一緒にプールに入ってるのに、ネイディーンにはその気が全く無いなんて。

男目線で見ると、結構イライラしてくる。

それでもクソ映画だ!

ってならないのは、ダリアンとブルーナー先生のお陰。

この2人はかっこよかった。

U-NEXT/Netflixで配信中。

『スウィート17モンスター』のスタッフとキャストの他の映画。

ヘイリー・スタインフェルド:『はじまりのうた

ウディ・ハレルソン:『ラリー・フリント』/『ゾンビランド』/『グランド・イリュージョン』/『グランド・イリュージョン2 見破れたトリック

ブレイク・ジェナー:『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界は僕らの手の中に


*本ページの情報は2019年2月時点のものです。
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