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若きデンゼル・ワシントンVS悪魔
【ストーリー】
デンゼル・ワシントン主演のオカルト・ミステリー。連続殺人犯リースを処刑室に送りこんだ刑事ホブズ。だが死刑執行の直前、リースは「俺は自由になって戻ってくる」と言い残す。そして、その言葉を裏付けるかのように、リースの犯行を真似た殺人事件が次々に起きていく。しかも渦中にあるホブズ自身が容疑者にされつつあったのだ。だが、やがてホブズはこの一連の事件が、信じ難いことに悪魔―何者かの霊―のものであることを知る。敵は次々といろいろな人間に乗り移りながら、確実にホブズに迫っていた……。
【キャスト】
デンゼル・ワシントン:ジョン:ホブズ刑事
ジョン・グッドマン:ジョーンジー刑事
ドナルド・サザーランド:スタントン警部補
エンベス・デイヴィッツ:グレタ・ミラノ
ジェームズ・ガンドルフィーニ:ルー刑事
イライアス・コティーズ:エドガー・リース
ガブリエル・カソーズ:アート・ホブズ
マイケル・J・ペイガン:サム・ホブズ
【スタッフ】
監督:グレゴリー・ホブリット
脚本:ニコラス・カザン
音楽:タン・ドゥン
1998年 123分
<allcinema ONLINEより>
悪魔を憐れむ歌は真実の行方とはまた違った後味。
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悪魔を憐れむ歌の監督はグレゴリー・ホブリット。
彼の2作品目。
デビュー作である『真実の行方』では衝撃のラストだけで名作と呼べる映画を作り上げた監督だ。
っで、悪魔を憐れむ歌。
タイトルからして怖そう。
そしてオカルトホラーという何処と無くB級感があるジャンル、、、
見る前はちょっと心配しましたが、面白いです!
まず冒頭から引き込まれる。
そしてラストに繋がり納得。
そういう事か。
なるほど。
よく出来てる!
ただ、、人選ぶわ!多分!
だって敵は悪魔だもん。
何でもありだもん。
まずそれに納得しないといけない。
そして、ラスト。
賛否分かれるだろうなー。
猫かーーー。
ここは悪魔を倒す王道のラストで良かったと思うけどなー。
悪魔を憐れむ歌の簡単なストーリー
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俺が死にかけた話をしよう。
俺は出し抜かれた。なぜ窮地に追い込まれたか?
発端は遠い昔の事なので、最近の事から話そう。
ある日、ある時、ある場所、リースだ。
警察官ホブズは連続殺人犯のリースを処刑室に送り込む。
リースは死刑執行前、ホブズを呼び握手を交わす。
その際、アラム語で何か呪文みたいな言葉を投げかける。
そしてなぞなぞを出す。
「なぜライオンズとスパコフスキーの間に空白があるのか?」
リースは死刑執行間際、悪魔を憐れむ歌を歌う。
死刑執行後、リースから何かが出て行き執行官の1人に取り付く。
その執行官は街に現れた際にあの歌を歌っていた。
そして人から人へ接触する度に何者かが乗り移るのだった。
ある日、ホブズの電話が鳴る。
そのメッセージで向かった先には死体があった。
さらに現場には「ライオンズ???スパコフスキー」と書かれていた。
不審に思ったホブズは同僚からのヒントを元にその謎を解く。
その空白は過去に自殺をした警察官の事だった。
上司にその警官について聞くと濁される。
そこで独自に色々と調べ、その警官の娘と会うことに。
だが、娘は詳細を話したがらない。
ただ、色々と知っているのは間違いない素振りだった。
ホブズは自殺した警察官の現場に行く。
そこにはアザゼルという言葉が壁に書かれていた。
辞書には「荒野の悪霊」、現場にあった本には「接触で乗り移る」と書いてあった。
数々の殺人事件を起こしているのはアザゼルという悪霊だと気づいたホブズ。
アザゼルは遂にホブズと一緒に住んでいた弟にも手をかける。
アザゼルは取り付いた宿主が死んだ時、265m(500キュビト)しか移動出来ない。
それを知ったホブズは山奥に移動する。
そこに現れたのがアザゼルに取り付かれた相棒。
ホブズは相棒を撃つ。だが、じっくり死ぬ場所を。
だんだん弱って行く時間を使い、ホブズは毒入りのタバコを吸う。
そしてタバコをある程度吸った後、相棒の額を撃ち抜く。
アザゼルはホブズに乗り移る。
だが、毒入りタバコを吸っていたせいで乗り移ったはいいが死にかけるアザゼル。
窮地に追い込まれたアザゼルだが、目の前にネコが現れ乗り移るのだった。
悪魔を憐れむ歌のバッドエンド。
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ストーリーはだいぶ端折りました。
めっちゃ長くなるんで。
ただ、混乱はしません。
ストーリーは分かりやすい。
最初のセリフが最後に繋がるんです。
でも、これは気づく人が多そうだ、、
明らかにおかしなホブズの疾走。
そして、途中で語られる憑依の仕方。
こりゃ最後に憑依するわ。
なるほど、毒入りタバコね。
まあ納得。倒しようがないし。
ただ、ネコは読めなかった。
そうか死なないのか。
バッドエンドか。
何でこうしたんだろう、、綺麗に終わって良かったと思うんだけど、、
この悪魔のアザゼル。
触っただけで憑依が出来て、死んでもすぐに他の体に憑依出来る。
無敵です。
ただ、めっちゃホブズに執着して彼を苦悩させるんだけど、、スケールの小ささが際立つ。
何でこの悪魔はホブズに執着するんだ?
何をしたいの?目的は何?
ってのがずっと気になってしまった。
愉快な悪魔(まあ歌います)だからただの愉快犯て言われたらそれまでなんだけど、、
なんか腑に落ちないな〜。
悪魔に詳しいグレタももっと協力してよ!
触らぬ神に祟りなしを地で行く人物でした。
悪魔を憐れむ歌のデンゼル・ワシントンとジョン・グッドマン
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この2人は最高だった。
若くして完成されているデンゼル・ワシントン。
めちゃめちゃかっこいいです。
悪魔に追われながらも何処か余裕を感じさせる表情。
でも、弟を殺された時に静かに流す涙。
これはぐっときたな。
弟の事を誰よりも大事にしてたし。
ただ、弟は死亡フラグ立ちまくりでしたが、、、
相棒のジョン・グッドマンも最高です。
特に最後のアザゼルに取り憑かれ、死ぬまでの表情。
最後まで良い所なく取り憑かれ、相棒に普通に腹を撃たれる、、デンゼルに躊躇なかった、、
でも、額を撃たれる時には一言あったから良しとします!
バートン・フィンクが最高だったと思うけど、この映画のジョン・グッドマンも最高でした。
ドナルド・サザーランドはクソ上司ですね。
最後撃たれてスッキリしました。
ただ、最後まで何の為にいたのか分からないキャラで、、よくこの仕事引き受けたなーって感じです。
『悪魔を憐れむ歌』のまとめ
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細かい所に目を瞑れば楽しい映画です。
ホブズが憑依された一般人を平気で撃ち殺したり、相棒を殺す時もあっさりしてたりと軽い場面が目立つ。
甥っ子が父の死を簡単に受け入れたりね。
そしてホラーとしては全く怖さがないというのもちょっと難あり。
後は悪魔という無敵な敵を受け入れられるかどうか。
などなど言いたい事はあります。
でも、デンゼル・ワシントンが悪魔と対決するというB級感たっぷりの内容が見れるのは貴重だと思う。
もっぱら、最近は無敵の彼が負ける所が見れるので。
U-NEXTで配信中。
『悪魔を憐れむ歌』のスタッフとキャストの他の映画
監督:グレゴリー・ホブリット:『真実の行方』
デンゼル・ワシントン:『インサイドマン』/『マイ・ボディガード』/『デンジャラス・ラン』/『2ガンズ』/『ザ・ウォーカー』/『クライシス・オブ・アメリカ』/『ペリカン文書』
ジョン・グッドマン:『オー・ブラザー!』
*本ページの情報は2018年12月時点のものです。
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