『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』☆☆☆☆☆☆ ネタバレ映画レビューブログ

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に ☆☆☆☆☆☆




エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

何にも残らないけどなんかいいな。“なんか”という言葉がよく似合う。映画は理屈じゃないと改めて思う。

【ストーリー】

1980年夏、ジェイク(ブレイク・ジェナー)は、野球の推薦入学生として大学に通うことになる。本格的に授業がスタートする前の数日間、彼は新しく知り合ったチームメイトたちと共にどんちゃん騒ぎを始める。話題は野球や女子たちのこと、好みの曲や下品なジョークまでといろいろで……。

【キャスト】

ブレイク・ジェナー:ジェイク

ゾーイ・ドゥイッチ:ビバリー

グレン・パウエル:フィネガン

ワイアット・ラッセル:ウィロビー

オースティン・アメリオ:ネズビット

テンプル・ベイカー:プラマー

【スタッフ】

監督/脚本:リチャード・リンクレイター

製作総指揮:ショーン・ダニエル/ジョン・スロス/スティーヴン・フェイダー

2016年 116分

<シネマトゥデイより>

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何も残らない、でも”なんか”いい映画

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

何にも残らない映画だ。

教訓めいたもの、グッとくるセリフ、感動するシーン、胸が熱くなる友情。

はっきり言ってそんなものは一切感じなかった。

登場人物は約14人(wiki調べ)。

全員が116分間ふざけてます。

極々たまに真面目な会話があったかもしれないけど。

主人公ジェイクが大学野球の推薦入学でチームの寮に入る所から物語はスタートする。

そこから授業が始まるまでの3日と15時間の話し。

この文章を書いていて驚いた。たった約4日間の話しだったんだ。

ちなみに野球部の話しだけど、野球するシーンは10分ぐらい。

始まって1時間は全く野球しません。

野球の話がメインで友情物だと思ってた僕は唖然としました。よくあるスポーツ物じゃないの?と。

野球部のメンバーは12人で一緒に寮で生活しているのだが、全員おかしい。

主人公も少しおかしい。

ディスコでナンパしたり、パーティーでナンパしたり、葉っぱをやったり、賭けをしたり、卓球やったり、デコピンで対決したり、バスケをしたり、斧でボールを切ったり、カナダをやったり。

カナダ?意味わからないですよね。

これは架空のゲームです。

やってる本人達も意味やルールがわかっていません。

僕はこのシーンだけ少し笑いました。

これがアホの極みです。このシーンは是非見てほしい。

ずっとおちゃらけていて、不真面目な事ばかりしているのに不快感がなく、何なら爽やかさすら感じさせる。

普通この手の映画はやりすぎていて不快になる事が多い。

不真面目の度が過ぎるのだ。

それでもこの映画はなんか良かった。

その理由は彼らが全力だからだと思う。

時間を持て余してて暇つぶしでこれらをやっている訳ではなく(多分)

この後学校が始まったら野球漬けになるのがわかっているから、貴重な休みを全力で取り組んでいるのだ(多分)

どんな事だとしても人が全力で取り組んでいる姿は気持ちがいい。なんかいいな。混ざりたいなと思う。

実は今を全力で楽しむという点では教訓になっているのかもしれない。

ゾーイ・ドゥイッチ以外知らないキャスト達

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

これだけの人数が出ているのに知っていたのはゾーイ・ドゥイッチだけだった。

彼女は『ダーティグランパ』に出ていて、この子は微妙に可愛いかどうかの判断が分かれるな。と記憶していた。

本当に失礼な話だ。

ちなみに『ダーティグランパ』はこの映画と同じく最高にくだらない映画です。これは褒めてます。

主演のブレイク・ジェナーはGleeに出演しているけど映画はまだそんなに出ていない。僕はGleeを見ていなかったので知らなかった。

この、正直あまり有名なキャストではないというのが良かった。

野球部の大学寮の話で、約4日間アホな事しかしない。

その舞台にハリウッドのイケメンはいらないのだ。

というか浮いてしまうだろう。リアリティに欠ける。

この物語は監督のリチャード・リンクレイターの体験が反映されている。

彼も実は野球部だった。

だからリアリティがある。

リアルかどうかは分からない。こんな大学生活でこんな野球部がリアルだったらヤバイと思うが、

それなのにリアリティを感じさせるのはこの有名ではないキャストだからだと思う。

本当にアホな事が似合うキャストを集めたものだ。

エンドロールまでアホな事してるし。

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『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』のまとめ

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

これを見たのが8/22で世間で言うところの夏休み終盤。僕は夏休みなんてないけど。

もしこの映画を大学時代の同じ時期に見ていたら何とも言えない良い気分になったに違いない。

同じ大学生として、何で自分はこんなに真面目に授業に出席し、夜はバイトをしてと真面目に過ごしているんだと。

当時の自分にもっと今を大事にしろと言いたい。もっと遊んでいいんだぞと。

こいつらは家の屋根でゴルフをやったり、階段でボウリングしてるんだぞと。

この映画の感想をここまでつらつらと書いてきましたが、この映画は感想を書くような映画ではないのかな。

だらっと見て、何も残らなかったなーでもいい時間過ごしたなーなんか元気出たなーと思う映画です。

映画は理屈じゃない。

ちなみに劇中の曲が良いです。

PrimeVideoで配信中。

『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』のスタッフの他の作品

監督:リチャード・リンクレイター:『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』/『ビフォア・サンセット』/『30年後の同窓会


*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
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