『メカニック』☆☆☆☆☆☆ 苦悩するがいい ネタバレ映画レビューブログ

メカニック ☆☆☆☆☆☆




メカニック

苦悩するがいい

【ストーリー】

完ぺきな仕事ぶりから“メカニック”と呼ばれる殺し屋のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)に、友人であり恩人の暗殺命令が下る。とまどいつつも任務を遂行したアーサーは、自分が殺した標的の息子スティーブ(ベン・フォスター)と知り合う。やがてアーサーはスティーブを助手に迎え、殺しのテクニックをたたき込んでいくが……。

【キャスト】

ジェイソン・ステイサム:アーサー・ビショップ

ベン・フォスター:スティーブ・マッケンナ

ドナルド・サザーランド:ハリー・マッケンナ

トニー・ゴールドウィン:ディーン・サンダーソン

【スタッフ】

監督:サイモン・ウェスト(トゥームレイダー監督)

脚本:リチャード・ウェンク(ジャックリーチャー脚本) ルイス・ジョン・カリーノ

2011年 93分

周到な準備が勝利を導くメカニック

メカニック

アクション映画は基本的に内容はなく、わかりやすいストーリーと派手なアクションが見られればいいという人が多いだろう。

だがこの映画はちょっと違う。偽の情報ではあったのだが、依頼があり殺した恩師(ドナルド・サザーランド)の息子を助手として育てることになるのだ。

「周到な準備が勝利を導く」と描かれた拳銃をその恩師は大事にしていて、この映画のキーワードになっている。

恩師を殺す時も周到な準備をしていた。

恩師を殺した後、偽の情報を流した黒幕の一味や依頼をこなす過程で次々と殺していくのだが、

全てが周到な準備がされている。特に最後に殺す相手は周到だった。

派手なアクションではあるのだが「トランスポーター」や「アドレナリン」とは少し違った大人のアクション映画に仕上がっている。

メカニックだろうがジェイソン・ステイサムはジェイソン・ステイサム

メカニック

これはイメージなのだが、ジェイソン・ステイサムが演じる役は表情がない役柄が多い気がする。

殺し屋や運び屋など様々なアクション映画をこなすが基本的には静かだ。

この映画でも恩師を殺す時でさえ無表情だ。

もう少し弾けた役が見たい気もするのでそこは今後に期待。

嫌いではないが、正直どれを見てもジェイソン・ステイサムは一緒だ。

『メカニック』のまとめ

メカニック

テンポが良くあっという間に終わるので、

何も考えずに見れる映画がいいなとか。

普通の派手なだけのアクション映画はなとか。

埋もれてるアクション映画ないかなとかって人にはオススメです。

どうしてもジェイソン・ステイサムのアクション映画を見るとなると、

ワイルドスピードシリーズ>トランスポーターシリーズ>エクスペンダブルズシリーズ>アドレナリンシリーズ>メカニック。

完全に主観ではあるが上記のようになるのかなと思うので。

最後に、恩師役のドナルド・サザーランドが殺される間際に言う、

苦悩するがいい」というセリフがこの作品に良い重さを与えてくれたなと思います。

PrimeVideoで配信中。 

『メカニック』のスタッフとキャストの他の映画

監督:サイモン・ウェスト:『トゥームレイダー

ジェイソン・ステイサム:『ジェイソン・ステイサム おすすめ映画ランキングまとめ

ドナルド・サザーランド:『ミニミニ大作戦』/『悪魔を憐れむ歌


*本ページの情報は2018年11月時点のものです。
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