『バレット・オブ・ラブ』☆☆☆ 意識高い系スカスカ映画 ネタバレ映画レビューブログ

バレット・オブ・ラブ ☆☆☆




バレット・オブ・ラブ

最初は期待してたのに、、、

【ストーリー】

 異国の地で運命の女性に出会い、純愛と暴力の狭間で苦悩する青年に降りかかる困難が、せつなくもスリリングに描かれる、バイオレンス・ラブサスペンス。死の間際に母から告げられた通り、チャーリーはルーマニアへ旅立つことに。機内で隣の席にいたヴィクトルという男性が急死したことから、チャーリーは彼の娘であるチェロ奏者のガブリエラとルーマニアで出会い一目惚れ。ところがガブリエラはギャングのボスであるナイジェルと結婚していて…。

【キャスト】

シャイア・ラブーフ:チャーリー

エヴァン・レイチェル・ウッド:ガブリエラ

マッツ・ミケルセン:ナイジェル

ティル・シュヴァイガー:ダルコ

ルパート・グリント

オーブリー・プラザ

ジェームズ・バックリー

ヴィンセント・ドノフリオ

メリッサ・レオ

【スタッフ】

監督:フレデリック・ボンド

製作総指揮:ニコラス・シャルティエ/パトリック・ニュウォール/ディーン・パリソット

脚本:マット・ドレイク

音楽:クリストフ・ベック/デッドモノ

2013年 103分

<allcinema ONLINEより>

バレット・オブ・ラブは意識高い系だった!

バレット・オブ・ラブ

こんな映画が見たい訳じゃなかったのだ。

バイオレンス・ラブサスペンス!

好きになった女の旦那がギャングだった!

分かりやすくて、かっこいいアクションがあって、キャストも良い!

こんな映画を期待してたのに。

 

お洒落。

 

電子音楽が鳴り、映像も懲り、洒落た会話をし、程よい笑いが盛り込まれる。

 

ただ、面白くない。

ただのおしゃれ映画ってだけだ。

 

スカスカのストーリー。

感情移入の難しいキャラクター。

最後のオチもしっくりこない。

 

最初は期待出来たんだけどな。

シャイア・ラブーフに引き込まれたのに。

バレット・オブ・ラブのストーリー

バレット・オブ・ラブ

チャーリーの母が死ぬ。

母が死んだ後、魂が抜けていく所が見えたチャーリー。

鎮痛剤を服用した為か気分が悪くなり病室を出る。

廊下に座り込んでいると、隣に現れたのは死んだはずの母だった。

その母にこの後どうすればいいか聞くと、ブカレストに行くといいと言われる。

その言葉を聞いたチャーリーはブカレストに飛ぶ。

その道中、飛行機内で偶然隣り合わせ仲良くなった男性が死亡する。

その男性の死亡後、何故か会話が出来たチャーリーは娘への伝言を託される。

チャーリーは男性の娘のガブリエラと会う。

チャーリーは彼女に一目惚れ。

しつこくつきまとうが、ガブリエラはギャングのナイジェルと結婚していた。

ガブリエラはナイジェルの事を元旦那と言うが、ナイジェルは認めない。

チャーリーはナイジェルに脅されながらもガブリエラを追いかける。

ガブリエラはナイジェルに惚れて結婚したが、彼の過去を知らなかった。

だが、ナイジェルの過去を知ったガブリエラの父親は結婚に反対する。

父親はナイジェルを追放する為に彼が悪事に手を染めている証拠ビデオを持っていた。

チャーリーはガブリエラの家で偶然そのビデオテープを発見する。

内容を見たチャーリーはナイジェルと一緒にいるガブリエラに会いに行く。

ビデオテープの事をナイジェルに言い、ガブリエラと一緒に逃げようとするチャーリー。

だが、ナイジェルに捕まりボコボコにされる。

ダムの上に吊るされたチャーリー。

ナイジェラはガブリエラにチャーリーを撃つように促す。

だが、ガブリエラはチャーリーを撃てなかった。

チャーリーの事を愛していたのだ。

そこに警察が駆けつけナイジェラは額を撃たれて死亡する。

チャーリーとガブリエラはハッピーエンド。

バレット・オブ・ラブのどうしようもないストーリー。

バレット・オブ・ラブ

バレット・オブ・ラブのストーリーはどうしようもない。

書いていて思ったが全く面白くない。

 

最初は良かった。

母が死んだ直後に幽霊として現れる。

この直前に鎮痛剤を飲んでいたから幽霊と言うより幻覚なんだと思うけど。

そんな母にブカレストに行くように言われる。

 

何だ?何でブカレストなんだ?ルーマニアだよな、、、

って気になってたけど意味はなし!

何ならブダペストと間違えてたってオチだったし、、、

しかもこのブダペストも意味はなし!

なんかあると期待してたんだけどな。

 

チャーリーがガブリエラに惚れて付きまとうんだけど、、うざい。

空回りしまくりだ。

そして無計画すぎて返り討ちに。

ガブリエラにも呆れられ、、

魅力がないんだよなーチャーリー。

雰囲気は抜群なのに中身がスカスカ。

アクションは良かったけど!

 

ナイジェラのストーリーも薄い。

ただ、人を殺した事実があるだけで何がしたいのか分からない。

ダルコとの繋がりもイマイチ分からん。

最後に死ぬ必要もなかったと思うし。

 

一番の問題はガブリエラ。

これは100%主観です。

ガブリエラが、、可愛くないんすよ。失礼だけど。

何でこの子に固執するんだと、、ずっと疑問で。

まあキャラクターとしての魅力も薄い。

いつの間にチャーリーの事好きになったんだ?って感じでして。

途中完全にうざがってましたよね。

だから最後にグッとこなかったんだよなー。

 

バレット・オブ・ラブはストーリー、キャラともに薄い!

でも、多分この映画はそこを楽しむ映画じゃない!

バレット・オブ・ラブのシャイア・ラブーフとマッツ・ミケルセンの雰囲気は抜群。

バレット・オブ・ラブ

映画はイマイチだったけど、この2人の雰囲気は最高だった。

おしゃれ映画にピッタリ。

シャイア・ラブーフの静かに涙を流す所。

ここにはグッときた。

その後の母との会話も良い。

風貌はワイルドだけど弱さと優しさに満ち溢れた表情だった。

父親のヴィンセント・ドノフリオとの関係もちょっとしかないけど良し!

だからこそ、その後のアクティブすぎる展開に合ってたかどうかは、、置いておこう。

 

ただまあ誰が見てもマッツ・ミケルセンの格好良さにやられるでしょう。

完璧なオジさんです。

カッコいいだけでなく、声、色気、振る舞い。

全てがイケてるんです。

キャラクターに魅力はないのに、、、

 

この2人のお陰で最後まで見れたようなもんです。

『バレット・オブ・ラブ』のまとめ

バレット・オブ・ラブ

おしゃれ映画が好きな人は是非。

ブカレストの街並みは独特の雰囲気で楽しめます。

音楽と映像の美しさ、アクションのブレブレ感も良いです。

エスカレーターをサーっと降りるのが好きみたいです。

 

ただ、どうしても面白くないストーリーと魅力のないキャラクターが苦手でした。

ティル・シュバイガーの無駄遣い具合も、、

 

おしゃれでバイオレンスならニコラス・ウィンディング・レフン、デヴィッド・クローネンバーグの方が一枚も二枚も上手です!

U-NEXTで配信中。

『バレット・オブ・ラブ』のキャストの他の映画

シャイア・ラブーフ:『欲望のバージニア』/『イーグル・アイ

マッツ・ミケルセン:『ポーラー 狙われた暗殺者


*本ページの情報は2018年12月時点のものです。

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