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ゲームやってたら楽しめるのかな。
【ストーリー】
記憶を失った死刑囚のカラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は、謎の施設に送り込まれ、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験させられる。祖先は、スペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシン(暗殺者)であり、禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る人物だった。
【キャスト】
マイケル・ファスベンダー:カラム・リンチ/アギラール
マリオン・コティヤール:ソフィア・リッキン博士
ジェレミー・アイアンズ:アラン・リッキン
ブレンダン・グリーソン:ジョセフ
シャーロット・ランプリング:エレン・ケイ
マイケル・K・ウィリアムズ:ムサ
ドゥニ・メノーシェ
アリアーヌ・ラベド
ハリド・アブダラ
エシー・デイヴィス
マティアス・ヴァレラ
カラム・ターナー
カルロス・バルデム
ハビエル・グティエレス
ホヴィク・ケウチケリアン
ブライアン・グリーソン
【スタッフ】
監督:ジャスティン・カーゼル
脚本:マイケル・レスリー/アダム・クーパー/ビル・コラージュ
音楽:ジェド・カーゼル
2016年 115分
<シネマトゥデイより>
ゲームの実写化アサシンクリード、、、
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マジか、この映画。
見終わった後の感想です。
人気ゲーム『アサシンクリード』に映画用にキャラクターやエピソード追加して作られた作品なんですが、、、
酷かった。
最初から最後まで酷かった。
ストーリーも分かりづらい。
アクションも緊張感がない。
影の軍団なのにめっちゃ人前、日中で戦う。
しかも強くない。
目的の”エデンの果実”
何だそれ?
人の暴力性を失くすって、、、パンチ弱いわ!
もっと単純なアクション映画じゃ駄目だったのかな?
ゲームが原作の弊害か。
あとね、日本語が難しすぎるよ。
“人々が真実に盲従するところには 心せよ本当の真実などない”
“人々が道徳や法で縛られているところでは 心せよ 許されぬことは何もない”
この言葉が重要みたいで何度か出てくるんですが、、、
ん???
てなりません?
上の言葉は分かる。
でも、下の言葉だ。
ややこしい言い回し!
アサシンクリードの簡単なストーリー(ネタバレ)
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テンプル騎士団(悪))VSアサシン教団(善)
“エデンの果実”を巡って数世紀の渡り対決。
エデンの果実は人類初の反抗の原因。
人の行動を司る完璧な遺伝子情報。
これにより自由意志を根絶できると言う、とんでもない代物です。
アサシンのアギラールの子孫であるカラム(マイケル・ファスベンダー)は死刑執行されたはずが、科学者のソフィア(マリオン・コティヤール)に助けられる。
アギラールが最後のエデンの果実の持ち主という事はわかっていた。
そこで、カラムにアニムスという機械で過去の記憶を追体験させ、エデンの果実の場所を見つけようとしたのだ。
そして見事にエデンの果実の場所を見つける。
果実を手に入れたのはソフィアの父が運営する団体。
彼らはテンプル騎士団の残党で、果実の力でアサシン教団を壊滅させようとしていた。
だが、カラムは仲間と共にソフィアの父を殺し、果実を奪い返す。
カラムは過去を追体験するうちにアサシンの血が目覚めたのだった。
そしてソフィアはカラム達に復讐を誓うのだった。
アサシンクリードの続編はきっと作られないでしょう、、、
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めちゃめちゃ雑にまとめました。
ストーリーに色々な要素を盛り込みすぎです。
アサシンクリードは続編があるていで作られている。
だからか残していった謎が非常に多い。
・カラムの父が母を殺した理由。
・エデンの果実の力。
・カラム達の今後。
・ソフィアの今後。
細かく見てけば他にもいっぱいありますが。
カラムの母は父に殺されます。
理由は母が重要な秘密を知っているから。
それが敵に渡される前に殺したってなってるけど、、
何の秘密やねん!
そんな父をずっと恨んで来たカラムは施設で父と再開。
殺そうとするも思い留まります。
父もなんかいい事をカラムに言う。
そんな父はカラム達が団体に反発し脱走する際にあっさり殺される。
エデンの果実もよく分からない。
人の行動を司る完璧な遺伝子情報。
自由意志を根絶出来る。
これらの情報があるんだけど、ソフィの親父が手にしたら、果実から緑色のオーロラみたいなものが噴出します。
うん?
これってどう使うの?
なんかアベンジャーズのインフィニティーストーンに引っ張られたのか?
って感じで、使い方と効力がよく分からん物を長い間争ってるってのも残念。
カラム達はあっさりテンプル騎士団残党の集会に潜入し、殺し、果実を奪う。
あっさりだなー簡単に奪ったなーとは思いましたが、、まあ置いといて。
最後はその果実を持ち、仲間と共にロンドンの街を見下ろして終わります。
まだ戦いは終わってないって顔をして。
ソフィは殺された父親を見て、秘宝は私が取り戻すってなるんです。
こんな感じで今後の対決を予感させるんだけど、、、
いやいやいや、もう作られないでしょ。
計画はあるみたいだけど、単純につまらんし。
ちゃんとこの映画はこの映画で完結してくれ。
アサシンクリードはアクションにのめり込めない。
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期待していたアクションに僕ははまれなかった。
白昼堂々大勢に囲まれながら戦うアサシン。
暗殺者だと思ってたので、、ちょっとイメージが違うぞと。
もっと暗闇でこっそり一人づつ殺していくと思ってたからさ、、
そして、普通に敵に殺される仲間達。
テンプル騎士団の強さはよく分かんないんだけど、アサシンて強いイメージ湧かないですか?
それなのにほぼ殺されます。
現代のシーンでも一人殺されます。
毒を使う末裔は毒を使いません。
全員打撃です。
もしくは近距離なのに弓です。
ただ、まあ何よりも緊張感を無くしてるのが過去と現在を織り交ぜる演出。
そしてこの言葉。
「今からアニムスであなたが体験するのは500年前に死んだ人の記憶よ 出来事は変えられない」
過去に戻って大立ち回り。
パルクール流行ってるなーって感じでなかなか良い。
ただ、それを削ぐのが現在に戻ってのVR的な演出。
色々なアームや最新設備に繋がれたカラム。
壁を走ったりするんだけど、敵いないんだよな〜。
結局、実際に過去に行ってる訳じゃないってなると、、、冷める。
ピンチになっても、実際そこにいる訳じゃないしと。
この未来感満載の演出が冷めてしまいました。
そして言葉にあるように出来事は変えられない。
って事は、過去に行って映像を見ているだけと何ら変わらないのだ。
そこで、どれだけ大立ち回りをした所で結果は変わらないのだ。
これも冷める。
言ってしまえば豪華な4DX映画を見てるだけでしょ?
実際に傷を負うわけでもないし。
そしてアサシンクリードはアクションに冷めてしまったら何も魅力のない映画です。
アサシンクリードは無駄に演技派キャスト。
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マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール。
この2人をメインに据えるなら、重厚なドラマ映画で見たかった。
こんなアクション映画には勿体ない。
2人が演じるほどキャラクターもたってないし。
マイケル・ファスベンダーは筋肉足りてないし。
アサシンだから筋肉は必要じゃないかもしんないけど、、、
『マクベス』って作品で、監督のジャスティン・カーゼルと2人のメインキャストが共演。
この映画にはマイケル・ファスベンダーが推薦して、ジャスティン・カーゼルが決まった経緯がある。
ガッチリタッグを組んだ作品だったが、まるで上手くいってなかった。
『アサシンクリード』のまとめ
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原作となったゲームをやっている人は楽しめるかもしれません。
様々な設定や人物、イーグルダイブだー!
みたいな感じで盛り上がれる人もいるでしょう。
ただ、何も知らずかっこいいアクションが見たいからって理由なら止めます。
豪華キャストに惹かれた人も止めます。
まさかこのまま終わらないよな、、、って感じで終わり、
マジか、この映画って体験がしたい人は是非どうぞ。
U-NEXT/Netflixで配信中。
『アサシンクリード』のスタッフとキャストの他の映画。
監督:ジャスティン・カーゼル:『マクベス』
マイケル・ファスベンダー:『エージェント・マロリー』/『危険なメソッド』
マリオン・コティヤール:『ミッドナイト・イン・パリ』
*本ページの情報は2019年1月時点のものです。
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