『フレンチ・ラン』☆☆☆☆☆☆ 分かりやすい両極端 ネタバレ映画レビューブログ

フレンチ・ラン ☆☆☆☆☆☆




フレンチ・ラン

ナイスバディでした。

【ストーリー】

革命記念日前夜のパリ市街で爆弾テロが発生し、捜査を担当することになったCIAのはみ出し者、ブライアー(イドリス・エルバ)は容疑者に浮上したスリの若者マイケル(リチャード・マッデン)を逮捕する。彼が無実であることを確信したブライアーはスリの腕前を買い、無実を証明するため捜査協力を持ち掛け、マイケルも承諾する。タッグを組んだ彼らは新たなテロを阻止すべく、真犯人を追うが……。

【キャスト】

イドリス・エルバ:ショーン・ブライアー

リチャード・マッデン:マイケル・メイソン

シャルロット・ル・ボン:ゾーエ

ケリー・ライリー:カレン・デイカー

ジョゼ・ガルシア:ヴィクター・ガミュー

ティエリ・ゴダール:ラフィ・ベルトラン

【スタッフ】

監督:ジェームズ・ワトキンス

製作総指揮:オリヴィエ・クールソン/ロン・ハルパーン/ダン・マクレイ/マイケル・ドライヤー/ファブリス・ジャンフェルミ/ガイ・ストーデル/スティーヴ・ゴリン

脚本:アンドリュー・ボールドウィン

音楽:ジェームズ・ワトキンス/アレックス・ヘッフェス

2015年 92分

<シネマトゥデイより>

フレンチ・ランはみんな大好きバディ物。

フレンチ・ラン

みんな大好きなバディ物です。

このブログでも『2ガンズ』や『ゲットスマート』などなど沢山紹介してきました。

どれも共通しているのが、安心して見られるって所ですかね。

最初は仲違いしながらも、徐々に友情を深めて事件を解決する。

分かっていても楽しめる作品が多いです。

っで、『フレンチ・ラン』

期待を裏切らない展開に、痛快なアクション。

こういうのが見たかったんだよって気持ちを裏切りません。

そして、ただ楽しいってだけでも十分なんだけど、政府とデモ隊の衝突はタイムリーだった。

フレンチ・ランのストーリー(ネタバレ)

フレンチ・ラン

舞台はフランス。

フランス革命記念日前夜。

テロリストは事件を起こし、国を分断しようと企んでいた。

 

マイケルはスリを生業として生活していた。

ある日、カバンを持って顔を伏せていた女に目を付ける。

そのカバンを盗んだマイケルだったが、金目の物は入ってな買った為、携帯を盗んでカバンを捨てる。

すると捨てたカバンが爆発して、4人が死亡するのだった。

CIAがフランスの要人を独自に撮影していたカメラの映像から、マイケルはCIAのブライアーに追われる事に。

ブライアーはCIAで浮いた存在で、過去の汚名返上をする為にマイケルの確保に動く。

マイケルの部屋を特定したブライアーはなんとか捕まえ、尋問をする。

するとそこに現れたのは、カバンの爆弾を作ったテロリストの連中だった。

テロリストはカバンを盗まれた女を口止めする為に追っており、携帯のGPSを追って現れたのだ。

なんとかテロリストを撒いた2人は、テロリストの黒幕探しで協力する事に。

2人はテロリストに狙われながらも、黒幕はフランス特捜隊のガミューだと気づく。

ガミューは政府とデモ隊をぶつけさせ、混乱させている間に仮想通貨を盗もうと計画していたのだ。

それを見破ったブライアーとマイケルに計画は阻止され、ガミューは逮捕されるのだった。

フレンチ・ランするのは最初だけ。

フレンチ・ラン

安心の展開です。

わざわざ書くことがないのも事実!

思ったのは、フレンチをランするのは最初だけかい!ってぐらい。

でも、この部分で存分に楽しませてくれる。

マイケルを追うブライアー。

逃げるはアパートの屋上。

これだけ見ると、よくある平坦な屋上を思い浮かべたあなた。

違います。

フランスのアパートはとんがっている!

だから、ただ逃げるんじゃなくて、落ちる危険があるんです。

そして、割と長い間この屋上で逃げるもんだから、、、最高。

この緊張感はいい!

そして、マイケルは馬鹿じゃない。

逃げながらも、使ったハシゴをどかしてブライアーに使わせなかったり、鍵をかけたりと抜かりない。

でも、追うのは190cmのブライアー。

力づくで全てを突破する。

そして、最後はバイクで逃げようとしたマイケルにラリアット。

この駆け引きで2人のタイプの違いを上手く説明してました。

技のマイケル、力のブライアー。

まるで仮面ライダーの一号と二号だ。

2人はそれぞれの見せ場がちゃんとある。

技のマイケルは酒場でのやり取り。

ここは痛快ですね。

ピタゴラスイッチです。

このシーンだけでも見て欲しい。

力のブライアーは最後の戦いですね。

手榴弾のピンを引っこ抜いて、敵の体で覆いかぶさる。

決して無敵ってタイプじゃないし、洗練はされてないけど、ゴツゴツした格闘は良かった。

あとは最後のやり取り。

バディ物は最後のイチャイチャが見ててニヤニヤしますね。

フレンチランも漏れなく良いです。

フレンチランのイドリス・エルバとリチャード・マッデンは最高なんだけど、、、

フレンチ・ラン

イドリス・エルバとリチャード・マッデン。

190cmの黒人と、170cm代の白人。

粗暴なCIAと、イケメンのスリ師。

ヘイムダルと、ロブ・スターク。

なんて分かりやすく両極端なキャスティングなんだ。

そして、2人は素晴らしかった。

異論は認めない。

続編があったら見たい。

ただ、気になる事が1つある。

なぜ二人共CIAでアメリカ人の設定にしたんだ。

イングランド人のイドリス・エルバとスコットランド人のリチャード・マッデン。

バリバリのイギリス人なのに。

MI6じゃ駄目なのかな。

だから駄目とかではないんだけど、ちょっと気になる。

『フレンチ・ラン』のまとめ。

フレンチ・ラン

良作バディムービーです。

頭を空っぽにして見てください。

あっさり人が死んでいくので、痛いシーンは少なめです。

やっぱりあんまり書く事がないな。

ただ、良い映画なのは間違いないです。

U-NEXT/PrimeVideoで配信中。 

『フレンチ・ラン』のスタッフとキャストの他の映画。

監督:『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』

イドリス・エルバ:『ルーザーズ』/『ロックンローラ


*本ページの情報は2019年2月時点のものです。
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